営業変革に向けたセミナー開催レポート
2026年3月3日、東京都内にて、消費財メーカーを対象としたセミナー「小売業への営業変革 今年こそは乗り越える!社内外の壁」が開催されました。このセミナーは、書籍『顧客づくり提案 実践ガイドブック』の出版を祝い、著者の3名が一堂に集まって実施されました。
当日は、悪天候にもかかわらず、食品・飲料、日用品、OTCなど、幅広い業界から営業担当者が参加し、セミナーは盛況のうちに終了。
セミナーの背景と目的
本セミナーは、消費財メーカーの営業担当者や経営幹部が「営業を変革したい」という強い意志を持って参加することを期待し、課題を乗り越えるための実践的なヒントを提供する目的で開催されました。このような挑戦的なタイトルを掲げたのは、参加者の課題意識を刺激するためであり、実際に一歩を踏み出して欲しいというメッセージを込めています。
セミナー内容
第1部: 課題提起と実践知の共有
まず、マーケティング研究協会の取締役である塚本和之氏が、現在の消費財メーカーにおける営業活動の現状について詳しく解説しました。提案型営業が根付かない背景や、営業プロセスの課題、データ活用の実態について、数々のデータと事例をもとに問題を提起しました。
続いて、顧問の谷雅之氏が、実際に営業変革を進めた経験をもとに、壁を乗り越えるための6つのポイントを提案しました。成功と失敗の例を交えながら、現場での活用が実際に可能な手法を詳しく説明。これにより、参加者は実践的な示唆を得ました。
IDPOSデータの導入については、ジェイビートゥビー株式会社の代表取締役である奥島晶子氏が登壇。IDPOSデータの実際の活用方法や、導入時に直面する課題、その解決策について豊富な実例をもとに解説。特に、カテゴリーシェアが低い企業におけるIDPOS活用の意義についても掘り下げていきました。
第2部: トークセッション
第一部の内容を踏まえ、3名によるトークセッションが行われました。このセッションでは、参加者が興味を持つテーマに対して踏み込んだ議論が展開されました。
主な論点としては、営業変革に必要な予算確保の方法や、投資に対する回収プランの示し方、組織一体で推進体制を作るための具体策、営業変革のKPI設定などが挙げられました。特に、各登壇者が独自の観点から具体策や示唆を提供することで、参加者は深い理解を得ることができました。
参加者の反応
参加後のフィードバックとして、「営業現場の実情に即した内容で非常に参考になった」、「データ活用の新たな視点を得た」といった声が寄せられました。営業組織を見直すきっかけにもなったとのことで、多くの参加者にとって有意義な時間であったようです。
このセミナーを通じて、消費財メーカーの営業分野における新たな挑戦が始まろうとしています。