総務省が進める電波法関係手数料令の改正
総務省は、2023年5月31日から6月30日までの期間において、電波法関係手数料令の一部改正に関する意見を広く募集しました。その結果、5件の意見が寄せられたことが、令和7年7月25日に公表されました。
背景と改正の目的
この改正案は、政府全体の「デジタルファースト原則」に基づき、電波法に関する手続きをより効率的に進めることを目的としています。具体的には、無線局の「紙の免許状」を廃止し、インターネットを通じて免許内容の閲覧が可能となる仕組みを導入します。これにより、免許人や行政機関双方の業務が迅速化し、コストの削減が期待されます。
特に、免許申請におけるデジタル化が進むことにより、無線従事者が電子申請を利用できるようになる予定です。これによって、行政手続きのさらなる円滑化が図られます。
提出された意見と総務省の考え方
広報で発表された意見に対し、総務省は以下のように考えています。
- - 意見は多様であり、特にデジタル化に伴うセキュリティやプライバシーの確保について懸念を示す意見が目立ちました。これに対し、総務省は利用者の個人情報を適切に管理するための施策を講じていくことを約束しています。
- - また、手数料の設定に関しては、実費を考慮しながら適正な額を設ける必要があるとの見解を示しました。
今後のスケジュール
この改正に関する政令は本日(2023年7月25日)公布され、施行は令和7年10月1日から開始される予定です。これに従い、無線局の免許手続きが大きく変わることになります。
資料の公開と入手方法
改正内容や意見募集の詳細については、総務省総合通信基盤局のウェブサイトやe-Govポータルで公開されています。また、実際の文書は中央合同庁舎で閲覧可能です。
このように、行政手続きのデジタル化は今後の社会においてますます重要な課題となるでしょう。総務省の取り組みを通じて、私たちの生活がどのように変わっていくのか、今後の動向に引き続き注目していきたいと思います。