デルタ電子が新たに展開する持続可能な未来
2025年7月7日、東京都港区に位置するデルタ電子株式会社が「デルタサステナブルパートナーデイ2025」を開催しました。これは、新本社の開設と最新のショールーム設立を記念するイベントであり、国内外から216名のパートナーや関係者が参加しました。
参加者はデルタの経営陣や外部の専門家による講演やプレゼンテーションを通じて、最新の技術と持続可能性への取り組みについて学ぶ機会を得ました。登壇者には、デルタグループの会長兼CEOの鄭平氏や、チーフブランドオフィサーの郭珊珊氏、そしてデルタ電子株式会社の代表取締役社長の華健豪氏が含まれます。
サステナブルな未来に向けた講演
イベントのハイライトとして、鄭平氏が基調講演を行い、デルタが部品メーカーから総合ソリューションプロバイダーへと進化してきた軌跡を振り返りました。また、1974年のオイルショック後に日本が見せた経済的回復力についても言及し、今日の不確実性の高い世界情勢において、持続可能な行動や省エネイノベーションの重要性が強調されました。
続いて、郭珊珊氏はデルタのグローバルなブランドポジショニングとESG活動について説明し、日本初となるコーポレートイメージ映像「In You, In Me」を披露しました。さらに、台湾やシンガポールでのサンゴ礁再生プロジェクトについても詳しく紹介され、生物多様性の保護に向けた取り組みが強調されました。
日本市場に向けた戦略
デルタ電子の華健豪社長は、日本市場での戦略についても言及。AIデータセンターや5G通信ネットワーク、そして労働力不足の問題に対処するためのスマートオートメーション技術の強化が紹介されました。特に、省エネとRE100への対応が重要視され、社会課題への具体的な解決策が提案されました。
外部の専門家によるセミナー
特別セミナーには地政学リスクが経済やサステナビリティに与える影響に関する見解が示され、参加者間で活発な意見交換が行われました。このようなセミナーは、新たな視点や洞察を共有する貴重な機会となりました。
ネットワーキングの場
イベントの最後にはネットワーキングレセプションが開かれ、来場者とデルタの経営陣がカジュアルな雰囲気の中で交流し、今後の連携に向けた絆を深めました。デルタ電子は、今後も日本のパートナーと協力し、よりスマートで持続可能な社会を目指して革新と持続可能性を推進していく意向を表明しています。
まとめ
デルタ電子の新たな取り組みは、持続可能性に対する強いコミットメントを示しており、AIやスマートマニュファクチャリングなどの技術を駆使して、未来志向の社会を実現するための道筋を描いています。今後の展望に期待が高まる中、デルタの活動がどのように進化していくのか目が離せません。