株式会社エニキャリは、ラストマイル物流に特化した物流ソリューションを提供する企業です。そして、最近、株式会社セブン-イレブン・ジャパンが展開する商品の届けるサービス「7NOW」とのシステム連携を実現しました。この連携により、エニキャリの配送管理システム「ADMS」を活用し、注文された商品が近隣のエニキャリ配達員やパートナーとのマッチングを通じて迅速にお客様の元に届けられます。
セブン-イレブンの新たな挑戦
7NOWは、ユーザーが簡単に商品を注文し、最短で20分という速さで配達されるサービスです。この迅速な配送に関するニーズは、特に都市部で高まっており、セブン-イレブンはそのニーズに応えるために積極的に技術革新を進めています。今後は、ドローンやロボットを用いた配送方法の実証実験も行われる予定であり、多様な配送手段で顧客体験向上を図る意向です。
エニキャリとのシステム連携
エニキャリとの提携により、7NOWの配送ネットワークはさらに強化されます。この連携によって、エニキャリのさまざまな業界における共同配送パートナーが活用され、より多くの流通チャンスを生むことが期待されています。例えば、大手の宅配寿司チェーンや地域の新聞販売店、酒屋など、軽貨物事業者のリソースを効率的に活用し、顧客へのラストマイル配送を拡大していくことが重要なポイントです。
今後の展望
今後、エニキャリは小売業やEC事業者、運送事業者とのさらなる協業を進め、持続可能なラストマイル物流およびフィジカルインターネットの構築を目指します。このように、エニキャリは地域経済の活性化にも貢献しながら、持続可能な物流モデルの実現を追求しています。
フィジカルインターネットとは
特に注目したいのは、エニキャリが進めるフィジカルインターネットの構築です。これは輸送や倉庫のシェアリングを基盤とした新しい物流モデルであり、業務の効率化やCO2排出量の削減に寄与します。この物流システムが普及すれば、社会全体の持続可能性にも大きな影響を与えることになるでしょう。
まとめ
エニキャリとセブン-イレブンの連携は、地域における持続可能な物流の実現に向けて大きな進展です。業界全体が「7NOW」による迅速な配送の利便性を享受することで、今後の物流業界に新しい風を吹き込むことでしょう。エニキャリの取り組みにますます期待が寄せられています。