Macbee Planet、ZUU、FUNDiTによる合弁会社『NET MONEY』設立
東京都を拠点とするMacbee Planet、ZUU、FUNDiTの3社は、送客メディア事業を強化するため、新たな合弁会社『株式会社NET MONEY』を設立しました。この新会社は、ZUUがこれまで展開してきた『NET MONEY』を中心とした事業を引き継ぎ、3社の強みを結集して更なる事業拡大を目指します。
3社それぞれの強みを活かした戦略
株式会社ZUUは、フィンテック・プラットフォーム事業やデジタルマーケティング支援事業で培ってきた豊富な経験とノウハウを、『NET MONEY』事業に注ぎ込みます。特に、メディア運営やマーケティングにおける専門知識は、新会社の事業成長に大きく貢献すると期待されます。
株式会社FUNDiTは、AIとビッグデータ分析を活用した独自のM&Aアプローチとバリューアップメソッドを強みに、これまで数々のIT事業の買収・再生に成功しています。今回の合弁会社設立においても、その経験を活かし、戦略的な事業拡大をリードしていく役割を担います。
株式会社Macbee Planetは、データ解析プラットフォームやWebホスピタリティツールを用いたマーケティング支援で高い実績を誇ります。特に、LTV(顧客生涯価値)を予測し、ROI(投資収益率)の最適化を実現する独自のマーケティング手法は、『NET MONEY』事業の収益性向上に大きく貢献すると期待されています。
『NET MONEY』事業の今後の展望
『NET MONEY』事業は、3社の連携により、これまで以上に高度なデータ分析に基づいたLTVマーケティングを展開していく予定です。AIやビッグデータの活用により、顧客のニーズを的確に捉え、より効果的な送客戦略を実現することで、事業のさらなる拡大を目指します。
また、3社が持つ多様なリソースとノウハウを融合させることで、競争力の強化も期待されます。それぞれの専門性を活かした連携により、市場における競争優位性を確立し、持続的な成長を遂げることが期待されます。
設立背景
ZUUは、事業ポートフォリオの見直しの一環として、『NET MONEY』を中心とする送客メディア事業を分割することを決定しました。この事業は、FUNDiTが推進するメディア事業のロールアップM&A戦略、Macbee Planetのデータ利活用によるLTVマーケティング戦略と相性が良く、シナジー効果が期待できることから、3社による合弁会社設立という形が選ばれました。
各社の概要
株式会社ZUU
設立:2013年4月2日
資本金:8億7900万円(2024年3月末時点)
代表取締役:冨田 和成
事業内容:フィンテック・プラットフォーム事業、インターネット広告事業、デジタルマーケティング支援事業など
株式会社FUNDiT
設立:2021年11月16日
資本金:9億4600万円(資本余剰金含む)(2024年9月末時点)
代表取締役:廣瀬 寛
事業内容:AIとビッグデータを活用したM&A事業
株式会社Macbee Planet
設立:2015年8月25日
資本金:26億3587万円(2024年4月末時点)
代表取締役:千葉 知裕
事業内容:データ解析プラットフォームを用いたマーケティング支援
この新たな取り組みが、日本のフィンテック業界にどのような影響を与えるのか、今後の展開に注目が集まります。