株式会社キューブシステム、経費管理基盤にSAP Concurを導入
株式会社コンカーは、出張や経費管理のクラウドサービスを手掛ける企業で、最近、株式会社キューブシステムが間接費管理の基盤としてSAP Concurを採用したことを発表しました。これは、キューブシステムが経費精算や支払依頼業務において、ワークフローシステムを用いた申請や承認作業、証憑の電子化を進めている中での重要なステップです。
導入の背景と目的
キューブシステムはこれまでも効率化に向けた取り組みを続けており、この度コンカーが提唱する「Fit to Standard」の考え方に共感し、業務プロセスのさらなる刷新に踏み切りました。SAP Concurの導入によって、ペーパーレス化や業務のデジタルガバナンスの強化が進むことが期待されています。
特に、SAP Concurのシステムは間接費の業務を統一し、経費の標準化、業務の品質向上、ガバナンスの強化を実現します。これにより、経費関連業務の透明性が高まり、より洗練された経費予実管理が行えるようになります。
具体的な導入効果
SAP Concurの導入により、キューブシステムは経費データの可視化を実現します。特にGHG排出量、つまり交通費や旅費に関連するCO2排出量を見える化することで、企業のESG経営にも貢献します。また、SAP Concurの活用により、経費の適正化が推進され、業務効率が眼に見える形で向上することが見込まれています。
さらに、2025年4月から800名の従業員がSAP Concurを使用することで、年間約4400時間もの業務削減効果が期待されています。これは、企業運営のコスト削減や従業員の働き方の改革に直結する重要な成果となるでしょう。
導入製品
- - Concur Expense: 経費精算・管理クラウド
- - Concur Travel: 出張管理クラウド
- - Concur Invoice: 請求書管理クラウド
- - Trip Link/TripIt: 旅程管理サービス
これらの製品を通じて、キューブシステムはより高度な間接費管理と従業員の働きやすい環境を提供していきます。
株式会社コンカーについて
株式会社コンカーは、日本における出張や経費管理のクラウドリーダーであり、2010年に設立されました。Concurシリーズを通じて企業の間接費管理を支援し、新しい働き方を提案するサービスを展開しています。詳細は公式ウェブサイトで確認できます。
まとめ
キューブシステムのSAP Concur導入は、経費管理のデジタル化を進め、業務プロセスの効率化を図るための重要な一歩です。今後の進展に期待が寄せられています。