国内シェアNo.1の真贋鑑定サービスが新たな協力体制を模索
IVA株式会社は、一般社団法人日本流通自主管理協会(AACD)に加盟したことを発表しました。この加盟により、IVAが運営する真贋鑑定サービス「フェイクバスターズ」が国内リユース市場における偽造品対策強化に寄与することが期待されます。
AACDとの連携の意義
AACDは、二次流通市場の発展を目指し、偽造品や不正商品の排除を目的とした団体です。近年、リユース市場の急成長に伴い、消費者が直面する偽造品の問題はより深刻化しています。IVAはこれまで、「フェイクバスターズ」を通じて多くのリユース企業やマーケットプレイスとの連携を強化し、偽造品流通の予防に努めてきました。
180万件の実績をもつ「フェイクバスターズ」の強み
「フェイクバスターズ」は、累計鑑定数180万件を超えた実績から、日本国内で最も信頼される真贋鑑定サービスの一つに成長しました。多彩な経歴を持つ専門の鑑定士チームと、最新のAI技術を駆使し、確かな精度で偽造品を識別します。
海外展開とサービスの幅
2023年には台湾や中国にも拠点を設立し、グローバルな市場への展開も視野に入れています。現時点で、日本語を含め英語や中国語など5ヶ国語に対応し、多くのブランドにも適応していることが、サービスの信頼性をさらに高める要因となっています。
代表取締役の思い
IVAの相原嘉夫代表取締役は、AACDとの連携を通じて、より多くの企業との協力体制を築くことで、リユース市場の信頼性向上に努めていく意向を示しています。彼は「偽造品の流通防止に取り組んできたが、AACDに加盟することで業界全体の健全化に貢献できることを嬉しく思う」と語りました。
新たな時代に向けた取り組み
近年、スニーカーブランドやラグジュアリーブランドなど、偽造品の被害が多発している中で、これらのブランドを鑑定対象とする「フェイクバスターズ」の重要性はさらに増しています。今後も新たなブランドを追加し、サービスを充実させていく方針です。
サポート体制の強化
IVAでは目的に応じた法人向けプランやパートナーシッププログラムを提供しており、企業との連携を通じた偽造品対策を推進しています。公式ウェブサイトでは詳しい情報や問い合わせ先も記載されています。
結論
今回のAACD加盟は、IVAにとって大きな転機となるだけでなく、偽造品対策に向けた業界全体の取り組みにも寄与する重要な一歩です。ユーザーや企業が安心して購入できる仕組みをさらに強化していくことで、健全な市場作りを目指していきます。今後の展開に注目です。