文部科学省が通信制高校の情報発信事業を公募
令和7年8月15日、文部科学省は「通信制高等学校の情報発信事業」に関する競争入札の公募を発表しました。この事業の目的は、通信制高校の在り方や特長を広く周知し、適切な情報を提供することにあります。入札希望者は入札説明書や仕様書等を熟読し、必要な書類を整えて応募する必要があります。
事業概要
この入札は、特定の契約者に対するものではなく、オープンな競争入札として行われます。
競争入札の詳細
- - 事業名称: 通信制高等学校の情報発信事業
- - 履行期間: 契約締結後から令和8年3月31日まで
参加を希望する企業や団体は、以下の競争参加資格を満たす必要があります。
参加資格の条件
1.
法的要件: 予算決算及び会計令の規定に該当しない者であること。
2.
取引停止措置: 文部科学省から取引停止の措置を受けていないこと。
3.
業務関与の規制: 本業務の仕様策定に直接関与していないこと。
4.
関連会社規制: 調査を行った者やその関連会社でないこと。
5.
公正取引法の遵守: 独占禁止法に違反していないこと。
6.
資格の認定: 関東・甲信越地域での「役務の提供等」の資格があること。
書類の提出について
入札書及び評価のための書類の提出期限は、令和7年9月5日の10時です。提出先については、文部科学省の指定する窓口となっております。
また、入札に関する質問は、令和7年8月25日まで受け付けています。質問者は氏名や連絡先を明記し、確認のために電話での受信確認も求められますが、審査に関する質問は受け付けていませんので注意が必要です。
技術提案書について
任意で技術提案申請希望調書を提出することも可能です。この書類は審査を円滑に進めるためのもので、提出しなくても入札へ参加できますが、必要書類は期限内に提出しなければなりません。
開札日と場所
開札は令和7年9月24日(水曜日)の10時30分から文部科学省の4階入札室で行われます。この日の結果によって、優れた提案を行った企業が落札者として選出されます。
その他注意事項
入札参加者は誓約書の提出が求められます。これを提出しないまたは虚偽の誓約があった場合、入札は無効となります。
文部科学省は公正性と透明性を維持し、入札プロセスを厳格に運用しています。入札希望者はこれらの要件を遵守し、適正な情報発信を通じて通信制高等学校の理解促進に貢献していくことが期待されています。詳しい情報や書類は、文部科学省の公式ウェブサイトにアクセスして確認することができます。