高校生のための宿泊プログラム『イノウキャンプ』
大分県別府市を舞台に、高校生たちが「正解のない答え」を創出することを目指す宿泊プログラム『イノウキャンプ』が開催されます。このプログラムは、立命館アジア太平洋大学(APU)と株式会社花形、株式会社ディック学園の協力により実施されるものです。
『イノウキャンプ』とは
『イノウキャンプ』は、2022年から始まったプロジェクトで、参加者が特定の地域に滞在し、そこで得た体験をもとに一つの成果物を作成することを目指しています。この活動では、江戸時代の測量家・伊能忠敬のように、自らの足で地域を体験し、その知見を他者と共有できるようにするための実践を重視しています。
今年度も、高校生たちはAPU生と共に別府市内でのフィールドワークやグループ活動を通して、地域の魅力を引き出し、未来の街づくりに関するアイデアを交流します。最終日には4日間の成果を発表し、APUの教員から評価を受けることができます。
なぜ高校生に「正解のない答え」が必要なのか
近年、大学入試が改革され、特に総合型選抜によって入学者数が増加しています。2024年度の入試では、一般選抜を上回る見込みであり、これは教育の在り方を変える重要なシフトを示しています。
総合型選抜では、知識や技能だけでなく、思考力や判断力、自己主導性が求められます。「正解のない答え」に向き合うことで、参加者は自分の課題を見つけ、解決策を模索する力を養うことができます。
イノウキャンプの概要
- - 日程: 5月3日(土)~6日(火)の3泊4日
- - 参加費: 高校3年生 ¥48,000(税込)、高校1,2年生 ¥39,000(税込)※移動費・食費除く
- - 開催場所: 立命館アジア太平洋大学キャンパス及び別府市内
- - 対象: 高校1年生~3年生および既卒の受験生約30名
- - 公式サイト: イノウキャンプ公式サイト
- - 参加申込先: 申し込みフォーム
- - 申し込み締切: 2025年4月3日(木)
プログラム内容
- - 他校の参加者とのチームビルディング
- - 別府市でのフィールドワーク
- - 中間発表と最終発表
- - 活動の振り返り
プログラムの特徴
『イノウキャンプ』では、学校では味わえない貴重な体験ができることが魅力です。共同作業を通じて自分自身を理解し、他者との協力を促進し、さらには新たな価値観を得ることで、広い視野を持つ力を養います。
このプログラムは、地域とのかかわりを深めながら自主性を育て、明日の社会で求められる能力を身に着ける場となっています。ぜひこの機会に、高校生たちが未来を創る力を磨く『イノウキャンプ』に参加してみませんか?
お問い合わせ
立命館アジア太平洋大学アドミッションズ・オフィスまで。E-mail:
[email protected]