兵庫県とアイチューザーが再生可能エネルギー協定を締結

兵庫県とアイチューザー、再生可能エネルギーの未来を協力して切り開く

2025年12月23日、アイチューザー株式会社が兵庫県と連携協定を締結しました。この協定により、「みんなのおうちに太陽光」という共同購入事業が展開され、太陽光パネルや蓄電池が県全域で導入される予定です。2021年から始まったこの事業は、最初は伊丹市と神戸市の2市でスタートし、その後、兵庫県内の15市町へ拡大し、兵庫県とともにさらに多くの地域で普及を図ることが期待されています。

協定締結の背景と目的

この協定締結は、政府が掲げる2050年までのカーボンニュートラル社会実現に向けての取り組みの一環です。家庭におけるCO₂排出量削減が重要視されており、特に太陽光パネルの普及は欠かせない要素となっています。兵庫県も2030年度までにCO₂排出量を48％減らすという野心的な目標を掲げており、再生可能エネルギーの導入を強化しています。

このような背景から、アイチューザーと兵庫県は協力し、再生可能エネルギーの普及を加速させていくことになりました。特に、太陽光パネルを導入することで、家庭のエネルギー自給自足が可能になり、消費コストの削減にも寄与します。

「みんなのおうちに太陽光」事業のメリット

共同購入事業「みんなのおうちに太陽光」は、多くの参加者が集まることで価格の透明性と適正化が図られる仕組みです。参加者は個別に業者を探す手間をかけることなく、信頼性の高い条件でサービスを提供されるため、誰でも手軽に再生可能エネルギーを導入できる環境が整います。

このプログラムには、3つの障壁を解消するための包括的なサポートが含まれています。情報が多すぎて選べない、信頼性がない、わからないといった不安を取り除くことで、エコで持続可能な社会を実現するための地域密着型の仕組みを構築しています。

アイチューザーのこれまでの実績

アイチューザー株式会社は、日本での事業を2017年に開始以来、太陽光パネルと蓄電池の共同購入事業において、累計で11万世帯以上の参加を達成しています。オランダアムステルダムに本社を持ち、複数国で再生可能エネルギーの普及に取り組む企業として、アイチューザーは行動経済学に基づき、消費者の安心づくりを中心に展開しています。

今後もアイチューザーは地域に根ざした持続可能な社会づくりを支援し、再生可能エネルギーのさらなる普及を目指します。