中小企業の労働環境を支える新たな提携が発表される

株式会社ココペリ（東京都千代田区、代表取締役CEO：近藤繁）と株式会社リロクラブ（東京都新宿区、代表取締役社長：岡本盛）は、2025年4月1日から業務提携を行うことを発表しました。この提携により、ココペリの運営する中小企業向け経営支援プラットフォーム「Big Advance」内の福利厚生クーポンサイト『FUKURI』が、リロクラブの提供するクーポンサービス「クーポンBank」を導入します。これにより、国内の大手チェーン店を中心としたクーポンの提供が始まり、従業員が利用できるクーポンの数が大幅に増加する見込みです。

また、2025年4月7日（月）には『FUKURI』のデザインの刷新と新機能の追加が行われる予定で、サイトがフルリニューアルされます。今回の取り組みは、中小企業の従業員向け福利厚生サービスを充実させることを目的としており、働く環境の向上に寄与することを目指しています。さらに、Big Advance会員企業の退会防止を促進し、新規会員の獲得にも力を入れる狙いがあります。

『FUKURI』は、Big Advanceの会員企業全従業員が、追加費用なしに利用できるクーポンサイトです。現在、全国の飲食店、フィットネス、映画館などから多彩なクーポンを受け取れるサービスを提供しています。さらに、今回のデザイン刷新により、利用者のUX（ユーザーエクスペリエンス）が向上し、より多くのクーポンを提供することで、会員企業の日常的なサービス利用を促進していく方針です。

今後は、Big Advanceを導入する金融機関が独自の情報を掲載できるような改修も視野に入れており、会員企業の従業員との接点を強化していくことも計画。このような取り組みにより、企業支援プラットフォームの利便性向上を図ります。

リロクラブは1993年から福利厚生倶楽部サービスを開始し、「中小企業にも大企業並みの福利厚生を！」をモットーに、全国の23,500社にサービスを提供。会員数は1,250万人を超え、高い従業員満足度を誇る福利厚生サービスの人気ブランドです。また、リロクラブのCRM事業は「クラブオフ（Club Off Alliance）」で培ったノウハウを活かし、企業の顧客満足度向上に寄与しています。特に“クーポンBank”は、クラブオフでの成功経験を活かして、今時のトレンドに即した新しいCRMサービスとして展開されます。

一方、ココペリの提供する「Big Advance」は、地域の金融機関が協力して地域企業を支援するプラットフォームであり、ビジネスマッチング、ホームページ作成、補助金情報など幅広いサービスをワンストップで提供。地域から新たな技術やサービスの創出を促進し、企業の成長をサポートしています。

この提携は、今後の中小企業の福利厚生サービスの在り方を変える可能性があり、業種を超えた連携によって働く人々の生活をさらに豊かにすることが期待されます。ココペリとリロクラブの取り組みが、今後どのように進化していくのか注目です。