進化する防災教育
2026-04-08 13:18:26

VR技術を活用した広島県の新しい防災教育が進化中

VR技術を活用した広島県の新しい防災教育が進化中



株式会社白獅子は、広島県における防災教育のために新たな災害体験VRコンテンツを開発し、提供を続けています。この取り組みは一昨年からスタートし、昨年も継続され、その効果が着実に蓄積されています。白獅子は、様々な研究機関との連携を通じて、単なる映像制作に留まらず、理解と思考、そして行動を促す防災教育を目指しています。

防災教育の新たなアプローチ


白獅子が特に重視している点は、防災の重要性を「知る」だけでなく、実際に「体験」することにあります。地域住民や児童、自治体の職員が、自身に起こるリスクをしっかりと認識し、その上で備えや行動に移れるような教育を行うことを目指しています。この意味で、白獅子のコンテンツは単発的な教材に終わらず、持続的に地域に根付くことを意識して設計されています。

具体的なVRコンテンツの仕組み


例えば、広島市内の八丁堀交差点付近に津波が押し寄せるシーンを、リアルな3DCGで再現しています。このVR体験を通じて、住民は災害の危険性をよりリアルに感じ、自らの行動を見直すきっかけを得るのです。また、白獅子はVR機材の導入から管理までを一貫してサポートし、実際の防災教育の現場で機材を活用できる環境を提供しています。

研究機関との強固な連携


白獅子の特徴は、共同研究の枠を超え、得られた研究知を実際の教育コンテンツに活かしている点です。例えば岡山大学と岡山市消防局との協業では、住宅火災時の避難行動に焦点を当て、心理学的視点からの分析を行っています。これは、人々が実際にどのように反応し、判断を下すのかを理解するための重要なデータとなっています。

さらに、京都大学防災研究所との連携でも、VR技術を用いた教育モデルの開発に注力しており、危険を理解し、その対策を講じる意識を促進するための取り組みを行っています。これらの研究知は、単なる理論に留まることなく、地域で実際に活用される形に落とし込まれています。

課題解決へのアプローチ


多くの自治体が防災教育の必要性を認識しているものの、様々な課題が残っています。「災害の怖さが伝わらない」「訓練に人が集まらない」といった声に対して、白獅子は地域の危険をリアルに感じさせる体験設計を通じて解決策を提供しています。このアプローチにより、地域住民や関係者が自らの判断で行動を考えられるようにすることが、広島県への継続的な取組みの証となっています。

社会実装の成功例


白獅子の防災XRコンテンツは、140以上の自治体や団体で活用され、延べ12万人以上が体験しています。具体的な実績も積み重ねられており、「事故・怪我ゼロ」の成果も達成しております。特に広島県庁での防災活動向けの提供は、地元の方々が防災を自分ごととして捉えるための良い機会となっています。

国からの評価


白獅子が岡山大学・岡山市消防局との共同研究の成果として得た評価は、第30回「防災まちづくり大賞」において「日本防火・防災協会長賞」を受賞したことでも明らかです。この受賞は、単なる話題性のある技術ではなく、地域の防災教育モデルとしての価値を認められた結果です。白獅子は、「VR技術を持つ企業」ではなく、「地域で実現可能な教育モデルを提供する企業」として評価されています。

未来に向けて


代表取締役の春名義之氏は、「私たちが目指しているのは技術そのものではなく、人々の行動の変化です。災害について知り、実際に備え、いざという時に動けるようになることが大切です」と述べています。これにより、広島県への取り組みは他の地域にも可能な解決策を提供するものとなるでしょう。今後も地域特性に応じた防災教育コンテンツの開発を続けていく方針です。

このように、白獅子は研究支援から社会実装までを一貫して行い、防災教育の可能性を広げています。自治体や消防、教育機関、企業への参加を呼びかけ、さらなる発展に寄与していくことでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社白獅子
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1岡山大インキュベータ214
電話番号
086-236-8869

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