富山県のスタートアッププログラムがオンライン開催
富山県では、市場からの移住を希望する若者の起業を支援する『とやまスタートアッププログラム in 東京』が実施されています。このプログラムは、全国初の試みとして東京都内で展開され、起業志望者が富山を拠点に独自のビジネスアイデアを実現するための講座を提供しています。
DEMO DAYの開催
2021年2月20日(土)には、このプログラムの集大成として、オンラインでDEMO DAYが開催されます。第2期生となる30名の参加者が約半年間にわたって磨き上げてきた事業プランを発表し、8つのファイナリストチームがその内容を競い合います。
このイベントでは、資金調達、新たな専門家からの助言、メディアへの取材機会など、多くのチャンスが待ち受けています。審査基準には、市場性、収益性、独創性、実現可能性、プレゼンテーションの内容が含まれており、これらのポイントが重視されます。
応募とプログラムの流れ
参加者は、DEMO DAYを視聴するために事前に申し込みが必要です。登録したメールアドレスには、開催日前に配信URLが送付されます。参加は無料ですが、事前の段取りが求められます。
プログラムは以下の流れで進行します:
- - 13:00 開会挨拶
- - 13:05 審査員と基準の発表
- - 13:15 チーム発表(前半)
- - 14:40 休憩
- - 14:50 チーム発表(後半)
- - 16:00 休憩
- - 16:10 基調講演「ベンチャー企業成長の鍵」
- - 16:50 審査結果発表・表彰式
- - 17:20 閉会挨拶・終了
基調講演では、富山県出身の株式会社出前館のエグゼクティブ・アドバイザー、中村利江氏が登壇し、ベンチャー企業の成長に関する知見を共有します。
ファイナリスト紹介
ファイナリストたちは、独自のビジネスモデルを提案しており、以下のような多彩なアイデアが競絡します:
- - OSEKKAI:転職者と企業のための伴走型転職エージェント
- - Deep sea and Light:メンズ用スキンケア商品を扱った通販事業
- - 我家のテーブル:食空間にこだわるための食器や装飾品のレンタルサービス
など、多くの新たな試みに挑戦するスタートアップが参加します。これにより、富山から生まれる革新的なビジネスの誕生を期待しています。富山県は、このプログラムを通じて、地方からの起業をバックアップし、次世代のビジネスリーダーを育成することを目指しています。
豊富な資源と独自のアイデアを活かして、持続可能な地域社会の発展を支援するため、今後も様々な取り組みを続けていくでしょう。