ヌーラボ、AI機能「Backlog AIアシスタント」を開始
福岡県福岡市を拠点とする株式会社ヌーラボは、プロジェクト・タスク管理ツール『Backlog』に新たなAI機能「Backlog AIアシスタント」を2026年3月5日より正式に提供開始しました。この機能は、Backlogに蓄積されている様々な情報をAIが読み取り、チャット形式で状況を整理したり要点を抽出したりすることで、業務の進行を支援するものです。
プロジェクト運営における現状の課題
最近、企業では部門を超えたプロジェクト型業務が増加していますが、従来の管理ツールでは、情報を可視化することはできても、その情報を基に前進させることが困難な場合があります。特に、進捗の整理や報告書の作成が人間に依存している場合が多く、その結果、特定のメンバーに業務が集中してしまうこともあります。こうした問題を解決するためにデザインされたのが「Backlog AIアシスタント」です。
AIによる新たなサポート機能の詳細
1. プロジェクト情報の整理・要約
このAI機能は、ユーザーが参加しているプロジェクトのステータスやコメント、担当者の情報を元に進捗状況を簡潔にまとめます。これにより、複数の課題を一括で整理し、週次や月次のレポート作成も容易になります。
2. 課題やドキュメントの検索・要約
『Backlog AIアシスタント』は、各種課題やコメント、Wiki情報を基に関連データを迅速に検索し、要点を整理します。これにより、従来の情報探しの手間を大幅に削減します。
3. 課題の作成・更新支援
新規課題の作成や既存課題の更新を提案する機能も備えています。参照元の課題やプロジェクトの文脈を考慮したおすすめを行いますが、最終的な判断はユーザーに委ねられます。
無料利用クレジットの提供プラン
「Backlog AIアシスタント」を利用するためには、「プレミアムプラン」または「プラチナプラン」に契約している必要があります。両プランには毎月一定数の無償AIクレジットが付与され、利用者はこれを使って新機能を活用できるのです。
- - プレミアムプラン: 2,000クレジット/月
- - プラチナプラン: 5,000クレジット/月
クレジットが不足してしまった場合は、「Backlog AIクレジットパック」も販売されています。
実際のビジネスシーンでの活用例
例えば、トヨタ自動車のTCシャシー設計部でも「Backlog AIアシスタント」を試行しており、特に自社の内部データを意識したAI活用の重要性を感じているようです。このAIは一般的な知識に依存せず、蓄積された具体的なナレッジに基づいて情報を整理できるため、業務に多大なメリットをもたらしています。
利用規約とセキュリティ
「Backlog AIアシスタント」で取り扱われるデータは、AIモデルの学習には使用されず、利用者が関与しているプロジェクトに限定されているため、高いセキュリティが確保されています。詳細は、ヌーラボの公式サイトに掲載されている利用規約を参照してください。
ヌーラボのビジョン
株式会社ヌーラボは、異なる専門性を持つメンバーが協力し合い、自律的に目標を達成する「チームワークマネジメント」を推奨しています。彼らの提供する『Backlog』はその一環であり、業務の透明性を高め、円滑なPDCAサイクルを促進することを目指しています。今後はAI技術を駆使し、業務効率化と組織全体の生産性向上に寄与していくことが期待されます。