思い出の毛皮をテディベアに！新しい終活サービス「ファー活」始動

新たな生前整理「ファー活」とは

株式会社ネモファーが2024年12月から提供する「ファー活」は、思い出の詰まった毛皮をテディベアにリメイクする新しい終活のサービスです。この取り組みは、超高齢社会を迎えた現代において、生前整理を行う方々のために開発されました。

終活の悩みを解消

かつての時代、毛皮は贅沢品とされ、多くの人々に愛好されましたが、時代が移り変わり、その価値は変わってきました。2019年には、多くの人が終活に取り組む中、物の整理が大きな問題となっていることが、大手保険会社が実施した調査で確認されています。特に、毛皮だけでなく、思い入れのある高価な物を手放すことに抵抗を感じる人が多いのです。

毛皮のアップサイクル

「ファー活」の特徴は、古くなった毛皮を単にリメイクするのではなく、新たな価値を持つ形に変えることです。目指すのは、長年愛されてきたテディベアへの変身。毛皮のコートをもとに、フルオーダーで製作されるこの特別なテディベアは、大きさが選べる2種類（スモール：約18cm、ラージ：約24cm）で、個体によって微妙にサイズが異なります。テディベアは、子どもや孫たちに思い出を伝える象徴となり、愛情を持って受け継がれていくことでしょう。

特別な想いを込めて

「ファー活」の始まりは、お客様からのリフォームの相談でした。生前整理を始めたある叔母は、タンスにしまい込まれた毛皮を、一年中目にする形にできないかと提案してくださいました。この要望を受け、毛皮を使ったぬいぐるみ、特に子どもたちに人気のテディベアを提案しました。すると、孫娘からは「おばあちゃんのテディ」と名づけられ、大変喜ばれました。

このサービスは、ただの毛皮のリメイクにとどまらず、子や孫に想いを繋ぐ重要な役割を果たします。代表者は、毛皮に込められた想いをテディベアという形にすることで、多くの人に思い出をつなぎ留めていくことを願っています。