書籍『欲しがる脳』が丸善本店ランキングで栄光の1位
株式会社NeUの取締役、川島隆太博士、そしてニューロマーケティングチームの岡田拓也・人見徹とともに共著した書籍『欲しがる脳』が、丸善・丸の内本店の新書ランキングで堂々の第1位を獲得しました。この栄誉は、2025年7月3日から9日までの集計によるものです。短期間でこのような素晴らしい成績を収めることができたのは、日頃からNeUの活動を支えてくれている方々、また本書を手に取ってくださった読者の皆様のおかげであると、深く感謝の意を表明しています。
読者の支持の声
本書に寄せられた感想には、「身近な例が豊富で、マーケティングの側とされる側、両方に役立つ」や、「期待を超える内容であり、思わずページをめくってしまいました」といったものがあります。多くのビジネスパーソンから高い支持を集めていることが窺えます。特に、「自分を客観的に見つめる重要性に気づかされた」や、「無意識がマーケティングに巧妙に利用されていることに驚いた」という意見もあり、深い理解を促す内容となっています。
書籍の内容とは
『欲しがる脳』は、脳科学を背景にしたマーケティングの仕組みについて詳しく解説しています。脳はいかにして刺激に反応し、消費をもたらすのかを解明しつつ、生活にあふれるさまざまな商業的刺激がどのように消費行動に影響を与えるのかを論じています。
目次の概要
1.
脳は思っているより気まぐれ - 脳の選択は予測不可能であり、思わず「欲しい」と感じさせる要素について探ります。
2.
脳を測ると「売れる」がわかる - 測定技術を利用した販売分析の実力に迫ります。
3.
五感で「欲しい」に誘導される脳 - 視覚や聴覚が購買意欲に及ぼす影響について考察します。
4.
なぜあのブランドが欲しくなるのか - ブランド戦略における脳の反応の秘密を明かします。
5.
「欲しい」は簡単に作り出せる!? - 消費者の需要をいかにして創出するかのメカニズムを解説します。
6.
感情や記憶に訴えかける仕掛けのウラ側 - 消費者心理に働きかけるさまざまな戦略に迫ります。
7.
脳がついつい「ハマる」デジタル時代のマーケティング - デジタル技術が脳に与える影響について分析します。
8.
これからのニューロマーケティング - 今後の展望や期待される応用例について議論します。
書籍情報
- - タイトル: 欲しがる脳(ホシガルノウ)
- - 著者: 川島隆太・岡田拓也・人見徹
- - 出版社: 扶桑社(扶桑社新書)
- - 発売日: 2025年7月1日(火)予定
- - 定価: 本体900円+税(990円・税込)
- - ISBN: 978-4-594-10083-4
- - 購入先: Amazon | 楽天ブックス
著者について
川島 隆太
- - 東北大学加齢医学研究所 教授であり、脳機能研究の第一人者です。ニンテンドーDS用『脳を鍛える大人のDSトレーニング』の監修を行なっています。
岡田 拓也
- - NeUのニューロマーケティング部門のジェネラルマネージャーであり、脳科学をマーケティングに結び付ける役割を担っています。
人見 徹
- - NeUのデータサイエンティストで、生体データ解析に基づくマーケティング戦略の支援を行っています。
今後も脳科学の魅力を多くの人に伝え、引き続き社会実装に努めていく所存です。読者の皆様の温かい応援をお願いいたします。