使いやすさが魅力の屋内用自動巡回ドローン「おてがる版」販売開始

自動飛行ドローン「おてがる版P250-LN」のご紹介

本郷飛行機株式会社から、新たに倉庫や工場向けの屋内用自動巡回ドローン「おてがる版P250-LN」の販売が始まりました。このドローンは、GPSの有無にかかわらず、指定したラインマーカに沿って自動で飛行し、情報を収集することを目的に開発されています。

P250-LNはコンパクトな設計が施されており、機体サイズは150mm×150mm×80mmで、重量は約250gです。最大飛行時間は約15分で、4K相当のカメラも搭載しています。この機体は、専用のラインマーカを設置することで、自動飛行が可能になるため、巡回点検や警備業務に最適です。

「おてがる版」では、どなたでも簡単にラインマーカを設置できることが大きな魅力です。ラインマーカの設置方法はそれほど難しくなく、交差点を設けることで、飛行経路の自由度が高まります。例えば、二本のラインマーカを交差させることで、ドローンは前進や旋回、昇降が可能になります。

このドローンは、点検業務においてさまざまな場面で効果を発揮します。メーターの確認や漏水検知、日々の状態の記録、さらには荷物のQRコードの確認など、多岐にわたる業務が可能です。これにより、業務の効率化や人的ミスの防止が期待できます。

「おてがる版P250-LN」には、衝突防止機能や緊急自動着陸機能が搭載されているため、安全性にも配慮されています。とはいえ、事故防止の観点から人がいない環境での使用が推奨されています。

本郷飛行機株式会社は、2015年に設立され、東京都文京区に本社を置いています。無人航空機やロボティクス技術に関する企画・開発・設計などを行っており、先端技術を駆使した製品を提供しています。公式ホームページでは、社の最新情報や製品の詳細を確認することができます。

屋内環境でも簡単に使用できる「おてがる版P250-LN」は、従来の飛行ドローンと比較して、より身近な存在となる努力がされています。これからも、様々な業務においてドローンの活用が進むことが期待されます。