シニア向け新マンション
2020-12-03 10:00:53

大阪・吹田に誕生!シニア向け新賃貸マンションの見守りシステム

アクティブ・シニアのための新しい住まい、シニアアップデートマンション



大阪府吹田市に、アクティブ・シニア向けの賃貸マンション「Life Care Suita」が誕生しました。このマンションは、高齢者が安全かつ自立して生活を送るための新しい住環境を提供しています。なかでも特筆すべきは、最新の見守りシステムが導入されていることです。これにより入居者は、より安心して日常生活を送ることができます。

自動排水センサーの導入



このマンションの大きな特徴の1つが、浴槽内の溺水事故を防ぐための自動排水センサーです。具体的には、浴槽内の心拍数や呼吸の異変を非接触センサーが感知した際に、自動的に排水が行われる仕組みです。近年、65歳以上の高齢者による浴槽内での不慮の溺死事故が増加しており、特に家庭内での事故が多くを占めています。このシステムは、入浴中に異変が生じた場合に、迅速に水を排出することで重大な事故を未然に防ぎます。

見守りセンターとの連携



また、マンションから2.5kmの位置に設置された見守りセンターも、重要な役割を果たします。脱衣室に設置したナースコールからの通報を受けて、センターのスタッフが声をかけたり、必要に応じて緊急通報を行ったりします。こうしたシステムの実現に向け、株式会社サイエンスや株式会社メディカルプロジェクトとの協力が進められました。

スマート技術による生活サポート



最近の調査によれば、シニア層のスマートフォン利用が急速に増加しています。このマンションでは、そうしたニーズに応えるため、スマートロックや置き配ボックスといった最新のICT/IoTシステムが導入されています。スマートフォンを利用することで、住戸の施錠・解錠が簡単に行え、外出時でも安心の荷物受取が可能になります。これにより、入居者の日常生活が一層便利になります。

住民同士の交流促進



さらに、このマンションの特色として、1階に多目的スペース「WAIKI」が設けられ、住民同士や家族、地域社会との交流の場として機能します。調査によると、一人暮らしの高齢者の約半数が孤独感を抱いており、それが増加し続けることが社会的な問題となっています。この多目的スペースでは、料理教室などを開催することで、さまざまな人々の交流を促進し、孤立感の解消に寄与します。

今後の展開



「Life Care Suita」は今後もさまざまな機能をアップデートしていく予定です。入居者専用のアプリを開発し、より充実したサービスを提供する目指しています。加えて、リビングや外出先でも身体の異常を検知する仕組みも拡充予定です。さらに、このマンションの成功をもとに、他の地域への展開も計画しています。

物件情報



  • - 名称:シニアアップデートマンション「Life Care Suita」
  • - 所在地:〒564-0032 大阪府吹田市内本町3丁目25−16
  • - 構造:鉄筋コンクリート造・地上8階建
  • - 戸数:42戸(専有面積:27.92平方メートル〜31.35平方メートル・1DK・1LDK)
  • - 月額料金:11.2万円〜13.1万円(賃料・共益費・システム利用料込)
  • - 入居開始:2021年1月中旬〜

このマンションは、従来の高齢者向け住居の概念を覆すもので、今後の高齢社会を見据えた画期的な取り組みです。入居希望者は早めの予約をお勧めします。

会社情報

会社名
株式会社ライフケア・ビジョン
住所
大阪市東淀川区東中島1-18-22新大阪丸ビル別館
電話番号
06-6160-7088

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