大学生が挑戦する未来志向の新規事業開発の発表会

アチーブメント株式会社は、2023年9月30日、新規事業開発インターンの最終発表会を開催しました。このインターンシップは、単なるアイデア創出にとどまらず、ビジネスプランを実際に事業化することを目的としています。参加した学生たちが1か月間にわたり構築した事業案は、元中小企業庁長官の前田氏と同社の代表によって審査され、最優秀グランプリが決定されました。

新規事業開発インターンシップの概要

「あなたはアチーブメントの社長室のメンバーです。20年存続する新規事業を立案して、経営役員から承認を勝ち取ってください」といったミッションが与えられた学生たちは、アチーブメントの幹部社員と密に連携しながら、ビジネスプランの考案に取り組みました。このインターンシップでは、参加者が実際に事業化可能なプランを提出することが求められました。

企業の長期的発展に向けて

昨今、起業後10年で約30%の企業が倒産すると言われています。そのため、アチーブメントでは今後の経済を支える持続可能な価値を生み出すスキルを学生たちに身につけさせることが重要だと考えています。このインターンを通じて、参加者は「理（理念）」と「利（利益）」を統合したビジネスモデルの構築に励みました。

1か月間の成果

インターン初日のオリエンテーションでは、人生の目的や背景について考察するワークが行われ、参加者は自身の事業開発の意義を深く理解することが求められました。1か月間の事業開発を通じて、企業の理念や目標に基づくバランスの取れた事業案が形成され、最終発表会では、提案する事業の社会的意義、収益性、実現可能性について詳細に語られました。

審査員の前田氏が提供したフィードバック

最終発表会では、中小企業の業界での経験豊富な前田氏とアチーブメントの代表が審査員として参加。学生たちは、各提案の社会性や実現可能性について具体的なフィードバックを受け、実践的な学びを体験しました。この経験を通じて、机上の空論ではなくリアルなビジネスの世界との接続を感じることができました。

最優秀グランプリに輝いた事業案

最優秀賞に選ばれたのは、「セカンドライフ教育事業」。このビジネスプランは、退職後の「セカンドライフ」に向けた高齢者向けの教育プログラムを提供するもので、実際の社会課題に対するソリューションを提示しています。前田氏や青木代表もこの事業案を高く評価し、今後の事業化に向けた具体的な動きが期待されています。

アチーブメント株式会社のビジョン

アチーブメント株式会社は創業38年を迎え、人材教育の分野で幅広い活動を展開。これまでの経験を活かし、今後も若者たちに持続可能なビジネスを生み出す力を養うため、インターンシップを続けていく予定です。社会における新たなリーダーシップを育成し、日本経済の発展に寄与することを目指しています。

このインターンシップを通じて、アチーブメントは学生たちにとって価値のある経験となることを期待しています。