保育ICT見本市がオンラインで開催されます
保育業界は、現在大きな変革を迎えています。少子化の影響で保育園の定員が割れ、慢性的な保育士不足が続き、さらにはコロナ禍の影響もあって、さまざまな課題が山積みです。このような背景の中、保育現場では業務の効率化と質の向上が求められています。特に、ICT(情報通信技術)の導入による業務改善が急務とされていますが、実際には多くの保育園がその導入に踏み切れていないのが現状です。これを受けて、一般社団法人保育ICT推進協会は、保育ICTの普及を目的としたオンラインイベント「保育ICT見本市」を開催することになりました。
イベントの概要
この「保育ICT見本市」は、2023年12月17日(土)に開催され、ウェビナー形式で行われます。参加費は無料で、保育業界に関心のある方や保育ICTの活用を検討している方であれば、どなたでも参加可能です。このイベントでは、注目のシステム会社5社を招き、それぞれのシステムの特徴や操作方法についての説明が行われます。参加者にとっては、自らの業務に役立つ情報を得る大変貴重な機会となるでしょう。
タイムテーブルは以下の通りです:
- - 10:00〜10:40 ルクミー
- - 10:45〜11:25 エンペイ
- - 11:30〜12:10 コドモン
- - 13:00〜13:40 保育士バンク!
- - 13:45〜14:25 はい!チーズ
保育ICTの重要性
保育ICTとは、子どもたちの登降園管理や、保護者との連絡、日々の計画・記録業務をデジタルシステムやアプリを通じて効率化することを指します。現在、これらの作業は手書きや電話が主流となっているため、業務が煩雑化し、保育士の負担が増大しています。さまざまな ICTシステムの導入によって、職員同士のコミュニケーションを確保しつつ、業務の効率化と質の向上を図ることが、今後の保育の質を保つためには必須です。
参加申し込み方法
参加希望の方は以下のリンクよりウェビナー申し込みページにアクセスし、必要事項を記入してお申込みください。申し込みが完了した後、Zoomウェビナーのアクセスリンクをお送りします。
ウェビナー申し込みはこちら
代表理事 三好冬馬からのメッセージ
一般社団法人保育ICT推進協会は、2021年9月に設立され、愛媛県西予市を本社としています。保育士としての経験を活かし、ICTの導入と活用に長年携わってきましたが、その道のりは決して容易ではありませんでした。保育現場の負担を軽減し、質の高い保育を実現するために、今後もICT化の支援を続けてまいります。皆さまのご参加をお待ちしております。