IBGメディア、オイテルの全株式取得で新たなトイレサービスを推進

IBGメディア、オイテルの全株式を取得

IBGメディア株式会社は、東京都新宿区に本社を置く企業で、オイテル株式会社の全株式を取得したと発表しました。この合併により、両社の経験とノウハウを融合させ、より価値の高いサービスを提供することを目指しています。

オイテル株式会社とは

オイテル株式会社は、個室トイレに生理用ナプキンを常備し、無料で提供する独自のサービス「OiTr」を運営しています。このサービスは、生理に関する様々な負担を軽減し、安心して外出できる環境を提供することを目的としています。日本で初めてとなるこの取り組みは、トイレットペーパーのように日常的に必要なサニタリー用品が、気軽に無料で手に入る時代を目指してスタートしました。

OiTrの仕組み

OiTrは、デジタルサイネージを利用して広告を掲載し、その広告出稿費用を元に生理用ナプキンを提供するというユニークな仕組みを導入しています。このようにして、商業施設や公共機関、教育機関などのトイレに設置された2,500台のOiTrディスペンサーが、快適さと利便性を高めており、社外活動の際に女性が抱える安心感を向上させています。

今後の展望

IBGメディアとオイテルの合併によって、OiTrのサービスはますます拡大していく見込みです。今後は、全国に100,000台の設置を目指すとともに、女性専用のデジタルサイネージ広告掲出ネットワーク「OiTr ads」を構築中です。このネットワークの拡大により、広告掲出企業は幅広いエリアへのアプローチが可能になり、より多くの女性に情報を届ける環境が整います。