FIP治療の最前線
2023-10-21 10:41:18

横浜市のブルーム動物病院がFIP治療で全国から注目を集める理由

横浜市のブルーム動物病院がFIP治療で全国から注目を集める理由



FIPとは何か?


猫感染性腹膜炎(FIP)は、猫コロナウイルス(FCoV)が変異して強毒性を持つ場合に発症する重大な病気です。処置を施さないまま放置すると、概ね10日以内に死に至る危険性があります。そのため、早期の診断と治療が求められます。

FIPには、体内に液体がたまるウェットタイプ、いくつかの臓器に異常が見られるドライタイプ、そしてその両方の特徴を持つ混合タイプがあります。ウェットタイプでは膨満腹部や呼吸困難などが見られ、ドライタイプでは肉芽腫性病変や眼の変色が主な症状です。

現在の治療状況


残念ながら、日本ではFIPに対して承認された治療法が存在しないのが現状です。したがって、多くの獣医は症状の緩和を図る治療に重点を置いています。この中でブルーム動物病院は、非常に高い専門性を持ち、独自の治療に特化してきました。

ブルーム動物病院の取り組み


ブルーム動物病院は、2019年からMutian® Xraphconn(ムチアン ラプコン)という薬を使用して、FIPの完治を目指す治療を日本で初めて行っています。以来、同院では成功例が増加し、治療の信頼性が広まっています。

特に、昨今の実績は顕著で、FIPに関する経験症例数は1,000を超え、国内でもトップクラスとなっています。この流れで、全国の飼い主がFIPの猫を連れて来院するようになりました。

治療法としては、Mutian® Xraphconnとモルヌピラビルの二つが主要な位置を占めており、猫の状態や飼い主の意向に応じたきめ細やかなアプローチが実施されています。さらに、治療成績をまとめた論文が海外の獣医学雑誌に掲載され、世界的な評価も得ています。

セカンドオピニオンの重要性


最近では、FIPの治療に取り組む動物病院も増えてきましたが、依然として知識と経験が不足しているところも多いです。これに対して、ブルーム動物病院はセカンドオピニオンを積極的に受け入れており、多くの飼い主がこの機会を利用しています。

特に、かかりつけの病院で経過が良くない猫の飼い主からの訪問が目立ちます。このようなケースにおいても、医師たちは適切な治療を通じて、寛解や完治を目指すことができると自負しています。

動物病院の詳細情報


ブルーム動物病院は、神奈川県横浜市鶴見区に位置しており、飼い主の求めに応じた柔軟な対応を心掛けています。具体的な情報は以下の通りです。

FIPは依然として多くの猫にとって厳しい病気ですが、ブルーム動物病院のような先進的な取り組みが広がることで、未来に希望が見えてきています。飼い主の皆様には、早めに専門家に相談することをお勧めいたします。

会社情報

会社名
株式会社ブルーム動物病院
住所
神奈川県横浜市鶴見区梶山1-10-32アネックス三ツ池1F
電話番号
045-710-0447

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