ジャズ界の巨星、中村照夫の写真展が開催
日本ジャズ界のパイオニアであり、1960年代からニューヨークで音楽活動を続けている中村照夫。彼の新たな試みとして、2025年5月23日から6月2日まで渋谷の「Bankrobber LABO」にて写真展『Bridges of Madison County』が開催されます。この写真展は、彼が制作したアルバムを元に構成され、彼が訪れたアメリカ、特にマディソン郡での情景が中心に展示されます。
中村氏は、ジャズベーシストとしてのキャリアをスタートさせた1964年から幾多の音楽シーンで活躍を続け、自身のバンド「ザ・ライジング・サン」を結成。全米ジャズ・チャートでの成功や、カーネギー・ホールでの演奏を果たし、現在も幅広い活動を展開しています。今回の展示では、特に小説『マディソン郡の橋』に因んだ作品が多く登場し、その中で中村氏の目を通して感じ取ったアメリカの空気を伝える写真が多く展示されます。
展示のサブタイトルである「Contingency Emotion Encounter」という言葉にも重みがあります。偶然の出会い、そこで感じた感動、その瞬間をカメラを通じて切り取った作品たちが展示されることで、訪れる人々は中村氏の思い描くジャズの世界を体感できることでしょう。
バンクロバーラボの文化の発信
このギャラリースペース「Bankrobber LABO」は、渋谷のHMV record shop内にあり、音楽だけでなくカルチャーの情報発信地として注目を集めています。オープン以来、さまざまなアーティストによる展示が行われ、多くのお客様に愛されています。今回の中村照夫による展示も、その一環として、多くの人々に彼の音楽と写真に触れる機会を提供することを目指しています。
任意のフレームを超えてアートと音楽が融合するこのスペースは、今後も新たなアートと文化を届けることに全力を注いでいく予定です。
開催情報
- - 展示名: 『Bridges of Madison County』Photo by Teruo Nakamura
- - 開催期間: 2025年5月23日(金)~6月2日(月)
- - 会場: Bankrobber LABO
- - 所在地: 東京都渋谷区宇田川町36-2 HMV record shop 渋谷 2F
- - 入場料: 無料
公式ページやInstagramアカウントも運営されており、最新情報が随時更新されています。展示の詳細は以下のリンクからもご確認いただけます。
Bankrobber LABO 公式ページ
Bankrobber LABO Instagram
中村照夫氏の写真と音楽が織りなす感動的な体験を、ぜひお楽しみください。