エカンゲリオンと共に走る！リファインバースグループの挑戦

エヴァンゲリオンレーシングとリファインバースのサステナブルな関係

リファインバース株式会社（本社：東京都千代田区）が、モータースポーツの名門「エヴァンゲリオンレーシング」に協賛を発表しました。これは、単なるスポンサードではなく、サステナブルな未来を見据えた重要な一歩です。エヴァンゲリオンの人気にあやかりながら、環境保護にも寄与するという目的を併せ持つこの協賛は、リサイクル素材の利用拡大を目指す企業の姿勢を強く反映しています。

協賛の背景にあるリサイクル技術

リファインバースは、廃車から回収したエアバッグや廃漁網を利用して、高品質なリサイクルナイロンペレット「REAMIDEⓇ」を製造しています。従来、自動車のエアバッグはほとんど活用されてこなかったため、この技術革新は画期的です。廃棄されたエアバッグの生地を、シリコーンゴムとナイロン素材に分離し、再加工することで新たな素材へと生まれ変わらせています。これによりリファインバースは、サーキュラーエコノミーの実践を進め、環境保護に寄与することを目指しています。

リファインバースの代表取締役社長である越智晶氏は、「自動車部品へのREAMIDEの活用を通じて、より持続可能な自動車業界の実現に貢献していきたい」とコメントしています。これにより、自動車製品の製造におけるプラスチックのリサイクル利用が一層促進されることが期待されています。

REAMIDEⓇとは？

高品質リサイクルナイロンペレット「REAMIDEⓇ」は、建材や産業資材などに幅広く使用されています。リファインバースの独自技術によって、使用されなくなった自動車エアバッグから新たな価値を創出することが可能となりました。今回、エヴァンゲリオンをテーマにしたイベントにあわせて、リサイクルナイロンから作られたオリジナルの結束バンドも登場します。この結束バンドは、持続可能な素材を使用し、再利用可能なデザインが特徴で、長期間の使用が可能です。

エヴァンゲリオンレーシングの魅力

エヴァンゲリオンレーシングは、アニメ「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」とのコラボレーションで誕生したレーシングチームで、2010年から活動を続けています。このチームは、エヴァンゲリオン初号機のカラーリングを施した車両で数々のレースに出場し、多くのファンを魅了し続けています。2024年の「ENEOスーパー耐久シリーズ」にも参戦予定であり、今後の活躍が期待されます。

サステナブルな未来へ

リファインバースは、過去20年以上にわたり、廃棄物のリサイクルに取り組んできました。自社開発の「リファインパウダー」を活用した新しいリサイクル技術に加え、2023年には鳥の羽根を原料とした新しいバイオ素材「ReFEZER」を開発。これにより、サステナブルな社会の実現に向けて、さらなる事業の拡大を進めています。

エヴァンゲリオンレーシングとの協賛は、リファインバースにとって新たな挑戦であり、私たちが環境保護と結びつけて行動する意義を見つける良い機会でもあります。これからも、リファインバースはサステナブルな未来を目指して進んでいくことでしょう。詳しい情報は公式ウェブサイトをご覧ください。