多言語対応SMSで業務改革を実現する「Dicon」の進化

不動産テック業界を変える「Dicon」の登場

近年、デジタル化の波が多くの業界に押し寄せていますが、特に不動産業界では業務の効率化が求められています。そんな中、プロテラ株式会社が提供する多言語対応のSMSとチャット型コミュニケーションDXツール「Dicon（ダイコン）」が注目を浴びています。この度「Dicon」は、不動産テック協会によって制作された「不動産テックカオスマップ第11版」に掲載されたことを報告しました。これは、「Dicon」が不動産業界のデジタルトランスフォーメーション（DX）において重要な役割を果たしている証です。

「Dicon」とは？

「Dicon」は、不動産賃貸管理における多言語対応の業務連絡を効率化するクラウドサービスです。アプリを必要とせず、自動翻訳機能や履歴管理といった便利な機能を搭載しています。これにより、「言った・言わない」というトラブルを回避し、ミスを最小限に抑えることが可能になります。不動産管理会社にとって、労働生産性を向上させることに貢献するツールとして高く評価されています。

不動産テックカオスマップとは？

不動産テック協会が発行しているカオスマップは、業界の最新ITサービスや企業をまとめたもので、不動産とテクノロジーの融合を示します。毎年多くの事業者やメディアが参照・活用しており、業界の動向や市場を一目で把握できる貴重な資料です。「Dicon」がこのカオスマップに名を連ねたことは、その有用性と信頼性を証明するものと言えます。

Diconの特長

「Dicon」の強みはいくつかの側面にあります。まずは、伝達力と到達性です。チャットの履歴が自動的に保存され、「言った・言わない」の問題を解消します。また、16言語に対応しており、外国人スタッフとのコミュニケーションもスムーズに行えます。さらに、高い到達率を誇るSMS通知機能により、業務連絡の確実性が保証されます。

次に、チーム全体での運用ができる点です。送信先を国籍や部門で分け、必要な情報を必要な相手に届けることが可能です。加えて、チャットの進捗状況は一目で分かるように表示され、役割分担が明確になります。

効果的な導入実績

実際に「Dicon」を導入した企業から、高い成果が報告されています。東京都にあるある不動産業者では、設備への問い合わせをチャットで行い、SMSで一斉通知することで、会話ログの自動保存と対応効率の向上が見られました。また、埼玉県の不動産会社では、通知業務の簡便さと高到達率が評価され、作業時間を大幅に短縮できたといいます。

今後の展望

プロテラは「Dicon」を単なる連絡ツールに留めず、現場と顧客のコミュニケーションを円滑にするための仕組みとして位置づけています。「Dicon」をさらに便利にするために、新機能の追加や業務の流れを改善するサポートを継続して行います。将来的には、不動産業界に加え、保守点検サービス業や人材派遣、製造業、介護業など多岐にわたる業種への展開を図り、全ての現場におけるコミュニケーションDXの加速を目指しています。