広島に新たな法律支援の形が誕生
株式会社アイムユアーズは、業界初となる「サブリースオーナーのためのかかりつけ医」事業を展開し、山下江法律事務所と業務提携を結びました。この提携により、サブリースオーナーが抱える法的な課題に対し、より迅速で確実なサポートを提供し、オーナーの安心感を一層高めることが期待されています。
業務提携の意図
サブリースについて説明すると、これは物件のオーナーがサブリース会社に物件を一括で賃貸し、その会社がさらに一般の入居者に転貸するというしくみです。このシステムには、オーナーと入居者の間に管理会社が入るため、2つの賃貸借契約が結ばれています。
オーナーは、借地借家法に基づいて権利を持つものの、相対的に弱い立場に置かれることが多く、時には不利な契約条件やトラブルに直面することがあります。これらの問題を抱えるオーナーをサポートするため、アイムユアーズは「サブリースオーナーのためのかかりつけ医」としての事業を立ち上げ、法的な問題についても深くサポートできる体制を整えました。
具体的なサービス内容
この提携のもと、サブリースオーナーは法律に関するさまざまな相談を山下江法律事務所に無料で行うことができるようになります。特に、契約トラブルや相続、遺言についての専門的なアドバイスが受けられるため、法的なハードルが減少し、オーナーの安心感が増すことが見込まれます。
実際、オーナーが直面する問題は多岐にわたり、賃貸経営の知識を深めたい方から、契約の問題で困っている方まで様々です。今回の提携により、法的なサポートが充実したことで、オーナーは一つの窓口で幅広い問題を相談できる環境が整います。
山下江法律事務所の強み
広島最大級の法律事務所として知られる山下江法律事務所は、年間約3,000件の相談を受け付けており、多数の実績があります。全国にも拠点を持ち、広範な法律問題に対応できる力があります。そのため、サブリースオーナーが直面する法律的な課題に対するサポートが、より専門的かつタイムリーに行えるのです。
株式会社アイムユアーズについて
つい最近、2024年11月に創業したアイムユアーズは、大手不動産会社での12年の経験を活かしてサブリースに特化したサービスを提供しています。特徴的なのは、宅地建物取引や賃貸不動産管理を行わず、あくまでサブリースの専門アドバイザーとしての独立した立場を貫いている点です。これにより、オーナーの悩みを公正中立に解決することに集中できる環境が整っています。
まとめ
広島におけるサブリースオーナーを巡る新たな取り組みとして、アイムユアーズと山下江法律事務所の業務提携がもたらす効果は大きいといえるでしょう。法律の専門家との連携により、オーナーが抱えるさまざまな不安を解消し、安心して賃貸経営に取り組める環境が生まれました。今後、このモデルが全国に広がっていくことを期待しています。