初出展の意義
2024-07-22 16:35:39

コンチネンタル、アジア太平洋地域初出展でビジネス拡大を目指す

コンチネンタルのグループセクターであるContiTechは、アジア太平洋地域に向けた工業製品の展示会「メンテナンス・レジリエンスTOKYO2024」に初めて出展します。これは、同社が持つコンベヤベルトやエアスプリング、パワートランスミッションシステムなどのさまざまな製品とソリューションを日本市場に披露する重要な機会です。この出展をスタートとして、アジア地域での展示会参加は続き、業界における存在感を一層高めていく方針です。

アジア太平洋地域のインダストリービジネスを担当するハネス・フリードリヒセン氏は、「メンテナンス・レジリエンスTOKYOへの初出展は、当社のビジネス展開において重要なマイルストーンです」と語り、この機会を通じてエネルギーや商用車の分野で新たな成長の機会を見出すことへの期待を示しました。特に、業界のステークホルダーとの直接的な対話を通じて得られる新たな見識は、5年間という期限の中で日本市場でのインダストリー向けビジネスを拡大するための助けとなるでしょう。

コンベヤベルトシステムの新機軸


下記のブースでは、特にContiPipeコンベヤベルトが注目を集めています。この製品は、厳しい条件下でクリーンな輸送を実現できる密閉設計が特徴です。粉塵のない輸送を可能にするため、さまざまな製造業のニーズに応えます。この製品は、ベルトの状態をモニタリングするConti MultiProtectシステムを備えており、スチールコードの損傷やベルトの整合性を確認可能です。

また、ContiTechが提供する高強度スチールコードコンベヤベルトST 10000は、高搬送量と長距離輸送のための設計が施されています。最大で10,000N/mmの強力なベルトは、耐久性が高く、大量の積載物を運ぶことができます。実際、小型車両を2,100台も牽引できる性能を持っています。

鉄道セクターにおける革新


コンチネンタルのマテリアルエキスパートたちは、さまざまな業界で需要される製品をオーダーメイドで開発しています。特に鉄道業界においては、ContiTechの列車用エアスプリングが重要な役割を果たしています。この製品は、±80℃という極端な温度条件にも耐える強靭さを誇り、乗客の安全と快適性を確保するために貢献しています。加えて、新製品のCONTI SilentSyncベルトは、従来製品よりも静粛性を最大19dB向上させたことで騒音対策にも寄与しています。

新たなビジョンに向かって


「メンテナンス・レジリエンスTOKYO 2024」は、2024年7月24日から26日まで東京ビッグサイトで開催される予定です。このイベントは製造業と建設業の技術と情報を交換する貴重な場として注目を集めています。CONTI SilentSyncなど、コンチネンタルの製品は専用ブースM4-193で紹介され、オンライン展示も行われています。

コンチネンタルは、1871年からの長い歴史を持ち、持続可能なモビリティと革新的なサービスに取り組んできました。2023年の売上高は414億ユーロに達し、56カ国にまたがる広い市場で、約20万人の従業員が活躍しています。今後も新しいテクノロジーとソリューションの開発を通じて、進化し続ける企業であり続けるでしょう。


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会社情報

会社名
コンチネンタル・オートモーティブ株式会社
住所
神奈川県横浜市神奈川区新浦島町1-1-32アクアリアタワー横浜
電話番号

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