ジョイナスの従業員休憩室にオリジナルアロマ導入の新しい試み

近年、多くの企業が従業員の満足度や生産性向上に向けたさまざまな取り組みを行っていますが、その中でも注目されているのが職場環境の改善です。特に、五感に働きかける「嗅覚」によるアプローチは、感情や記憶に深い影響を与えるため、企業としての意義が増しています。この背景を受け、横浜市にあるジョイナスが従業員休憩室にオリジナルアロマを導入することを決定しました。

このアロマの選定には、柑橘系やフローラル系の国産天然精油が使用されており、生まれた香りは、過去に同社が行ったテストマーケティングや嗜好性データに基づいています。特に、香りが持つリラックス効果や、仕事へのモチベーションを引き出す力が期待されています。導入されたアロマは、従業員がより快適に、より生産的に仕事ができる環境作りをサポートすることを目的としています。

この取り組みは、相鉄グループと㈱髙島屋が共同で行っている「アクセラレーションプログラム」の一環として実施されています。ここで注目されるのは、優秀賞を受賞したコードミーの独自のサービスが採用されている点です。コードミーは、これまで一般向けに香りのパーソナライゼーションを行ってきた企業で、その技術やノウハウを活用することで、ジョイナスの職場環境をより良いものにアプローチします。

昨年、ジョイナスの従業員休憩室を利用する人々に対してアロマの運用テストが行われ、その結果が今回の導入に結びつきました。テスト結果では、選定された市販品アロマと比較して芳香の嗜好性が高く、リピート利用を望む声が多く寄せられたことが報告されています。このフィードバックをもとに、嗅覚的要素のさらなる効果を追求することとなり、ジョイナスのオリジナルアロマの導入が実現したのです。

今後は、コードミーが従業員のストレス軽減を目指して新しいアロマの科学的研究に力を入れると共に、より良い職場環境のための香りの演出を継続する予定です。また、ジョイナスも引き続きスタッフの働きやすさを考慮し、モチベーション向上に努める姿勢を貫いていきます。

新しいオリジナルアロマの導入日として、2019年4月27日が設定されています。これから従業員の滞在する空間は、アロマによってどのように変わっていくのでしょうか。これからのジョイナスに期待が寄せられます。

導入情報

- 導入日: 2019年4月27日
- 設置場所: ジョイナス内従業員休憩室4カ所
- サービス提供会社: ㈱コードミー

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