コーセーの未来志向
2025-07-28 16:32:19

コーセー、脱炭素社会に向けたカーボンフットプリントの算定に参加

コーセー、業界団体と共に脱炭素社会を目指す



株式会社コーセー(東京都中央区、代表取締役社長:小林 一俊)は、環境省が行う「製品・サービスのカーボンフットプリントに係るモデル事業」に参加することを発表しました。この取り組みは、消費者が環境に優しい製品やサービスを選択できる社会を実現するため、ライフサイクル全体における温室効果ガスの排出量(CFP)を見える化することを目的としています。

今回のモデル事業には、コーセーが所属する日本化粧品工業会を含む7社の企業が参加しており、CFPの算定に関する共通ルールの策定に取り組んでいます。この共通ルールの設立により、各企業が行っている炭素排出量の測定や表示が一貫性を持ち、消費者はより簡単に環境負荷の低い選択をすることができるようになります。

カーボンフットプリント算定の重要性



カーボンフットプリント(CFP)とは、製品やサービスのライフサイクル全体で排出される温室効果ガスの総量を指します。これを算定し「見える化」することは、企業が排出量を把握し、削減に向けた具体的な施策を実行するための第一歩です。コーセーは、このモデル事業に参加することで、日本化粧品工業会の他の会員企業とも連携し、実用性の高いCFP算定ルールを確立していく考えです。

持続可能な社会の実現へ向けた戦略



コーセーは、1991年から「美しい知恵人へ、地球へ。」という企業メッセージを掲げ、持続可能性に向けた取り組みを行ってきました。2024年には中長期ビジョン「Vision for Lifelong Beauty Partner-Milestone2030」を策定し、社会・環境課題の解決と事業の継続可能性を確保するためのサステナビリティ戦略を定めています。この戦略の一環として、2050年までにCO2排出を削減する目標を掲げ、エネルギーの効率的な使用、再生可能エネルギーの導入、および商品におけるCFP算定を通じてCO2を見える化することに取り組んでいます。

加速する脱炭素化への取り組み



コーセーは、事業成長と持続可能な社会の実現が共存できるように、バリューチェーン全体でさまざまなステークホルダーと連携して脱炭素社会の実現に向けた取り組みを加速させていきます。これにより、企業としての責任を果たしつつ、消費者に選ばれる持続可能な製品を提供することを目指しています。

今回のカーボンフットプリント算定への参加は、コーセーにとって重要なステップであり、持続可能な未来を築くための基盤となります。今後も新たな取り組みやイニシアティブについて、注目していきたいところです。


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会社情報

会社名
株式会社コーセー
住所
東京都中央区日本橋3-6-2
電話番号
03-3273-1511

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