住宅ローン審査の新たな効率化
パーソルビジネスプロセスデザインの取り組み
東京を拠点とするパーソルビジネスプロセスデザイン株式会社は、SBI新生銀行に対して「住宅ローン業務BPOサービス」を導入しました。このサービスは、住宅ローンの事前審査にかかる時間を大幅に短縮し、業務効率を向上させることを目的としています。パーソルグループのビジョン「はたらいて、笑おう。」に基づき、快適な働き方を実現するための提案です。
SBI新生銀行の挑戦
SBI新生銀行は、2023年8月に住宅ローンの取り扱い規模を拡大しました。それに伴い、申込件数が増加し、事前審査業務も急増しました。しかし、業務量の増加は社内だけで対応するには負担が大きいため、一時的な人員増加による効率低下やコスト増という課題が浮上しました。これを解決するため、パーソルビジネスプロセスデザインのBPOサービスを導入しました。
BPOサービスの導入効果
このBPOサービスの導入によって、住宅ローンの事前審査期間はこれまでの5~6営業日から約1.9営業日へと大幅に短縮され、時間的コストが約3分の1に削減されました。特に、業務プロセスを見直し、専門的なBPOサポートを受けることで迅速な対応が可能になりました。
フレキシブルなオペレーション体制
パーソルビジネスプロセスデザインは、金融業界での豊富な経験を持ち、業務プロセス変革に特化しています。事前審査から完済手続きまでの一貫したサポートを行うことで、業務全体の品質向上と効率化を実現しています。また、オペレーションには柔軟性があり、業務量の変動に適応できるため、人員の最適分配が可能です。
業界の信頼を得て
SBI新生銀行の住宅ローン部副部長、残間桃子様は、BPOサービス導入の決め手について「人員追加が短期間で可能であること」と答えています。今回のサービスにより、審査スピードの改善が図られ、業務全体の信頼性も向上しました。営業部門からは「審査が迅速になり、助かっている」との声も上がるなど、実際の業務においても効果が現れています。
パーソルビジネスプロセスデザインの理念
同社は「より良いはたらく環境をつくる」をミッションに掲げ、AI技術を活用して業務改革を推進しています。持続可能な社会の実現に向けた取り組みも行っており、SDGsの達成に貢献しています。これからの時代に合った業務運営のサポートを通じて、企業とその従業員が活躍できる社会を目指しています。
まとめ
今回の取り組みは、住宅ローン業務における業務効率化の好例であり、パーソルビジネスプロセスデザインが持つ高い専門性とノウハウを活かした結果です。今後もこのようなサービスを通じて、金融業界のさらなる発展に寄与していくものと思われます。