ラクスルが新サービス発表
2015-12-04 11:00:48
ラクスルが新たに発表した『ハコベル』で物流市場に挑む!
ラクスルが新たな物流サービス『ハコベル』を発表
ラクスル株式会社は、12月3日に開催した『シェアリングエコノミー新事業発表会』で、新サービス『ハコベル』を正式に発表しました。このイベントには、報道関係者約40名が出席し、会社の最新の取り組みと戦略が紹介されました。
新サービス『ハコベル』とは?
『ハコベル』は、パソコンやスマートフォンを使って、荷物の配送を最適なドライバーとマッチングするシェアリングエコノミー型のネット運送サービスです。これにより、非稼働時間を有効活用し、リーズナブルな運送料金での配送が可能になります。サービス利用者は、運送終了後にドライバーを評価することができ、高品質な運送サービスが保証される仕組みになっています。
イベントのハイライト
発表会では、ラクスルの代表取締役である松本恭攝氏が、今年の2月に40億円の資金調達を行った後の進展や、シンガポールに設立した子会社による海外事業の展開について語りました。その後行われたデモンストレーションでは、実際の『ハコベル』サービスの利用例として、隙間時間を有効に使い配送を行っているドライバーへのインタビューが行われました。
所沢ヤナイ運送のドライバー、矢内武さんは、ハコベルを利用することで「全体の売上が25%アップした」と語るなど、シェアリングエコノミーが実際に効果を上げていることを示しました。さらに、ハコベルでは12月25日まで法人会員が初回限定で半額になるキャンペーンを実施中です。
特別ゲストとトークセッション
発表会の後には、『日本のシェアリングエコノミーサミット』が開催され、株式会社スペースマーケットの重松大輔氏とakippa株式会社の金谷元気氏が特別ゲストとして登壇しました。このセッションでは、シェアリングエコノミーがもたらすユーザー価値について、各社の経験を交えながら語られました。
IT技術をうまく活用したシェアリングエコノミーは、人とのつながりやコミュニケーションを促し、単なる金銭的利益以上の価値を創出するという意見で一致しました。また、大企業とスタートアップ、ネットとリアルがシェアリングエコノミーによって融合し、革新が生まれる可能性も指摘されました。
まとめ
ラクスルの『ハコベル』は、物流市場に新たな風を吹き込むサービスとして注目されています。既存の運送業界においても、シェアリングエコノミーが新たな価値を生み出す時代が到来するかもしれません。各企業の連携と技術革新が今後の成長にどう繋がるか、今後の展開が非常に楽しみです。
会社情報
- 会社名
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ラクスル株式会社
- 住所
- 東京都品川区上大崎2-24-9アイケイビル1F
- 電話番号
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