愛と人生を描く珠玉の舞台『ハロルドとモード』再演決定！

珠玉のヒューマンドラマ『ハロルドとモード』が再演

2025年の秋、東京と大阪で上演される朗読劇『ハロルドとモード』。この作品は1971年に公開された映画を原作としており、黒柳徹子が約40年にわたり演じるモード役は、彼女の人生の一部とも言える存在です。モードは79歳の女性であり、自由で独特な価値観を持ったキャラクター。彼女は人生を全力で楽しむ姿勢を失わず、若きハロルドに新たな視点を与えます。

物語のあらすじ

物語は、19歳のハロルドが自分の死に執着し、人生に興味を示さない様子から始まります。彼は「赤の他人の葬式に参列する」という独特な趣味から、自由奔放な79歳の女性モードと出会う。このふたりの出会いは、ハロルドにとって人生の意味を見つけるきっかけとなります。モードとの関係を通じて、彼は徐々に「生きることの喜び」を自覚し、心を開いていきます。この作品は、愛に飢えた若者と人生を全うする老女との心温まるラブストーリーであり、観客に生について考えさせる深いメッセージを持っています。

キャストと演出者

2025年版でのハロルド役には、Travis Japanの七五三掛龍也が決定。彼はこれまで木村拓哉や生田斗真などの名優たちが演じてきた役を引き継ぎ、新しい色を加える期待が寄せられています。舞台の演出は、初演からG2が手掛けています。彼はこれまで朗読劇からスタートしたこの作品を、専門的な照明や美術、そして生演奏を交えて繊細に演出しています。