フランスLIPのアシンメトリーな壁掛け時計『MACH 2000』が登場

フランスLIPの新作壁掛け時計『MACH 2000 WALL CLOCK』

株式会社ビヨンクールが2025年9月17日より、フランスの名門時計ブランドLIP（リップ）による新しい壁掛け時計『MACH 2000 WALL CLOCK』の販売を開始します。この時計は1970年代に生まれた〈Mach 2000〉シリーズのデザインを基に、現代のリビングにふさわしいアート作品として再解釈されています。

LIPの歴史

1876年にエマニュエル・リップマンによって設立されたLIPは、懐中時計の生産からスタートし、独自の技術を開発してフランスで最も有名な時計ブランドへと成長しました。1973年には、労働者による自主管理運動“LipAffair”で世界的に注目を集め、ブランドとして再生を果たしました。1960年代から70年代にかけて、デザイナーのジャン・デュナンやロジェ・タロンを起用し、時計デザインの革新を促してきたことでも知られています。現在も「Made in France」として高い評価を受け続けています。

魅力的なデザイン

『MACH 2000 WALL CLOCK』は、アシンメトリーな造形が特徴で、左半分は半球、右半分は直線で構成されています。デザイナー、ロジェ・タロンが「動き出しそうな流線形」と表現したフォルムは、直径30cmのスケールで再現され、目を引く美しさを演出しています。また、時計の針には強い視認性を持ち、マットブラックの文字盤に対し、白い時・分針と目を引く黄色の秒針を配置し、時間を示すだけではなく、視覚的な楽しみも提供してくれます。

限定アイテムとして

LIPの『MACH 2000』はアート性と機能性を融合した独自の形状を持ちながら、インテリアとしても素晴らしい存在感を発揮します。象徴的な黄・青・赤の球体は、時計のクロノグラフボタンを連想させるデザインとなっており、時を楽しむリズムとして表現されています。これにより、時計は単なる時間を確認する道具を超え、インテリアデザインに溶け込む美しいオブジェとなります。

価格と販売情報

『MACH 2000 WALL CLOCK』の販売価格は46,200円（税込）です。東京のbPr BEAMSにて先行販売され、グローバルに同日、他のビームス店舗でも展開されます。サイズは幅31.5cm、高さ30cm、奥行き5.5cm、静音クォーツムーブメントを搭載し、アナログで時間を表示します。なお、電源には単三乾電池が1本必要です。