医療情報を正しく届ける新たな試み、シンサツマエ
2024年4月1日、Mediative株式会社が新たに立ち上げた医療系インフルエンサー事務所「シンサツマエ」が始動しました。この事務所は、医師や看護師、薬剤師、理学療法士などの医療従事者が、正しい医療情報を社会に発信するためのプラットフォームです。
正しい医療情報の必要性と挑戦
SNSや動画プラットフォームにおける医療・健康に関する情報発信は急増していますが、その多くは情報の正確性が欠如している場合があります。間違った情報が広まることで、患者が不正確な医療を受けるケースも多々見受けられます。この状況に危機感を持ったMediative社は、専門家が正しい医学情報を発信し、社会に貢献できる環境を整えるために「シンサツマエ」を設立しました。
シンサツマエの基本理念は、「正しい医療は、正しく伝えられるべきだ」という考え方に基づいており、第一期生として100名の医療従事者を募る「PROJECT 100/100/1」を推進します。これにより、累計フォロワー数100万人、総再生数1億回を目指しています。
インフルエンサーとしての支援体制
「シンサツマエ」では、医療従事者が効率的に発信活動を行えるように多様な支援制度を設けています。具体的には、動画制作講座の実施、相互の認知を促すコラボレーション支援、そして税務サポートなどが用意されています。また、所属料金は無料とし、医療従事者が安心して発信活動を行える環境を整えています。
多言語対応とグローバル展開
今後の展望として、多言語での医療情報発信を行うことも視野に入れており、国内外の医療機関やヘルスケアブランドとの連携を強化する予定です。更に、AI技術を活用した情報制作や監修を支援し、医療情報の発信方式をアップデートしていくことを目指しています。
医療従事者の専門性と発信力
シンサツマエには、医療従事者が持つ専門知識を活かす多様なフィールドがあります。特に、監修や監訳、SNSの発信、さらには商品化や起業といった形で、医療者の専門性をより多くの方に届ける仕組みが構築されています。また、信頼性を保つために、発信する案件には事前審査を設け、医療専門領域にふさわしい企画や表現を重視しています。
病院と医療機関へのメリット
病院や医療機関にとって、「シンサツマエ」は信頼性の高い医療従事者との連携を容易にする新しい窓口となります。広報施策や啓発活動、SNS発信において、一般的な広告手法ではカバーできない医療の専門性に基づく情報設計が可能です。
事務所立ち上げの背景
Mediative株式会社の代表取締役、畑拓磨氏は、「多くの医療従事者が、生活者にとって必要な医療情報を正しく伝える環境を整えたい」という思いからシンサツマエの立ち上げに至りました。医療界が直面している情報の信頼性欠如に対する厳しい視点から、より良い情報発信の循環を育む場を提供することを目指します。
終わりに
医療従事者と一般市民との架け橋となる「シンサツマエ」。正しい医療情報を広めるインフルエンサーとして、今後どのような広がりを見せるのか、ますます目が離せません。