言語壁を越える新団体
2025-08-15 12:21:55

非言語コミュニケーションで未来を切り開く一般社団法人つつつつつの設立

非言語コミュニケーションの新たな可能性を追求する



2025年7月17日、千葉県柏市にて、一般社団法人つつつつつが設立されました。この団体は、言語の壁を非言語で越えることを目指し、様々なプロジェクトを展開しています。設立は、国際的なコミュニケーションの重要性が高まる中での新たな一歩となります。彼らの活動には、医療の指さし会話帳『HELP YOU』や、外国人にも優しい医療機関検索アプリ『みっけ』、さらには非言語コミュニケーションワークショップ『ことばのほぐし』が含まれ、多文化共生の促進に寄与しています。

背景と設立の目的



団体の設立に至るまでの背景には、2020年2月に立ち上げた任意団体『HELP YOU PROJECT』の成功があります。この時には、医療機関における言語の課題に取り組み、130以上のイラストやピクトグラムを使った医療コミュニケーションブックの開発や、外国人に優しい医療機関を検索するアプリのリリースが行われました。この活動から得た知見を基に、法人化に踏み切ったのです。これにより、より持続的な運営と社会的インパクトの拡大を図ります。

主な活動内容



医療の指さし会話帳『HELP YOU』


『HELP YOU』は、130を超えるイラストを用いて医療における意思疎通をサポートします。英語版、中国語版、やさしい日本語版を展開し、全国の800以上の医療施設で導入されています。この本は、異なる言語を持つ患者と医療従事者のコミュニケーションの懸け橋となっているのです。

外国人にもやさしい医療機関検索アプリ『みっけ』


『みっけ』は、外国人が日本で医療機関を探す際の強い味方です。20の診療科目から絞り込みが可能で、新潟や静岡県浜松エリアを中心に216の医療施設が登録されています。これにより、外国人の医療アクセスの向上が期待されています。

非言語コミュニケーションワークショップ『ことばのほぐし』


このワークショップでは、イラストやピクトグラム、ジェスチャーを用いて非言語での意思疎通を図ります。参加者は、非言語コミュニケーションの可能性を体感し、異なる言語を持つ人との対話に新たな視点を得られることでしょう。

代表メッセージ



代表理事の古山正裕氏は、非言語コミュニケーションの重要性や、個人の思いが広がることで社会に貢献できることを語ります。また、理事である迫一成氏や五十嵐奈穂子氏もそれぞれの視点からこのプロジェクトの意義を強調し、皆が思いやりを持って活動していくことで継続可能な社会を築いていきたいと述べています。

期待される影響



一般社団法人つつつつつの設立は、多文化共生や異文化理解を促進する上で重要なマイルストーンであると評価されています。彼らの活動が、より多くの人々の生活の質を向上させ、交流の輪を広げるきっかけとなることに期待が高まります。全ての人が、言語の壁を越えた理解と思いやりのある社会で安心して医療を受け、暮らせる未来を見据えています。

公式Webサイト: つつつつつ


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会社情報

会社名
一般社団法人つつつつつ
住所
千葉県柏市小青田5丁目7番地1209
電話番号
080-1347-6546

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