バレエの祭典、札幌と秋田で華やかに開催される

英国ロイヤル・バレエ団が魅せる「Royal Stars Gala」

2023年8月、英国ロイヤル・バレエ団のスターダンサーたちによる公演「Royal Stars Gala」が札幌と秋田で開催されます。この公演は、北日本では26年ぶりに行われるもので、特に秋田市での開催は初めての試みになります。普段は首都圏でしか体験できない一流のバレエを、地元で楽しむことができる貴重な機会です。

公演の内容と魅力

「Royal Stars Gala」では、英国ロイヤル・バレエ団から13名、イングリッシュ・ナショナル・バレエ団から1名のダンサーたちが参加し、数々の名作を披露します。公演は、8月5日と6日には札幌文化芸術劇場hitaruで3回、8月10日にはあきた芸術劇場ミルハスで1回行われます。各公演には、6組12名のペアが登場し、クラシックやコンテンポラリーの演目を披露します。

ガラ公演のプログラム

- 第一部には、代表的なクラシック作品の中から『ドン・キホーテ』や『白鳥の湖』、さらには『ジゼル』などが含まれています。
- コンテンポラリーパートでは、ヴァレンティノ・ズケッティによる作品や、本公演のためにクリステン・マクナリーによって振り付けられた『Asobi 遊び』などが披露され、観客を新たな感動へ導きます。

特に注目すべきは、選りすぐりのダンサーたちによるパ・ド・ドゥの演技です。新たな組み合わせでのパフォーマンスは、普段なかなか見られない貴重な体験となることでしょう。各ダンサーが持つ卓越した技術とアートの美しさを、間近で感じられる素晴らしい機会です。

ダンサーたちのプロフィール

参加するダンサーは、英国ロイヤル・バレエ団のプリンシパルやソリストたちです。彼らは様々な国際コンクールでの受賞歴があり、バレエ界でも圧倒的な存在感を誇ります。たとえば、サラ・ラムは2006年にプリンシパルに昇格し、これまで多くの名演を積み重ねてきました。また、平野亮一は2001年にローザンヌ国際バレエコンクールでの受賞を経て、2016年にはプリンシパルに昇格しました。

サイン会と特別イベント

公演の後、札幌と秋田ではダンサーたちによるサイン会も企画されています。参加条件を満たすことで、興奮冷めやらぬ彼らと直接会話するチャンスが得られます。

この公演は、新たな希望をもたらすものとして位置づけられており、総監督のソ・ドンヒョンさんによる「北日本の皆様に、トップダンサーのパフォーマンスを身近に感じていただけるよう企画した」との言葉が印象的です。

まとめ

「Royal Stars Gala」は、一流のダンサーたちの豪華なパフォーマンスや、バレエの持つ魅力を多くの人々と共有する特別な公演です。これを機に、秋田や札幌にお住まいの方々は、是非ともこの舞台を観に行ってはいかがでしょうか。生のバレエでしか味わえない迫力や感動を、心から体感することができるでしょう。その一瞬一瞬を逃さず、直に感じてください。