エクスペディア 有給休暇 国際比較調査

日本人の休暇事情：罪悪感と上司の協力体制

世界11地域を対象にした「エクスペディア 有給休暇・国際比較調査2024」の結果から、日本人の休暇取得に関する興味深い実態が見えてきました。

調査によると、日本で働く人の半数以上が休暇取得に「罪悪感」を抱えていることが判明。具体的には、53%の人が「仕事をカバーしてくれる同僚に罪悪感がある」と回答しており、これは世界で3番目に高い割合です。

さらに、2024年に取得する予定の有給休暇の日数について、52%の人が「2023年と同じ程度の日数」と回答し、21%の人が「わからない」と回答しました。この結果からも、日本人は休暇取得に対して消極的な傾向にあることが伺えます。

一方で、自身の上司が休暇取得に協力的かどうかについては、61%の人が「協力的である」と回答。過去の調査と比較すると、2020年の65%には及ばないものの、2022年からは3%上昇しています。2019年4月の有給休暇取得義務化以降、上司や職場の協力体制は徐々に改善されているようです。

さらに、部下の休暇取得を承認する立場にある人の92%が「休暇を申請されたら柔軟に対応する」と回答しており、実際に上司は休暇取得に協力的であることがわかります。

有給休暇取得の重要性と「有休旅行カレンダー」

エクスペディアの調査では、日本人は直近の休暇で「リフレッシュできた」と回答した割合が世界で最も高く、9割近くの人が「休暇はメンタルヘルスや幸福のために重要」と回答しています。このように、休暇取得の重要性は広く認識されている一方で、日本の有給休暇取得率は世界11地域の中で最も低く、わずか63%にとどまっています。

そこでエクスペディアは、日本人が積極的に有給休暇を取得して海外旅行を楽しめるように、「有休旅行カレンダー（Travel Calendar）」を提供開始しました。このカレンダーは、各月のページにベストシーズンを迎えるおすすめ海外旅行先を紹介し、旅行の日程や泊数まで提案してくれるので、有給休暇取得の計画を立てやすくなっています。

有給休暇旅行をさらに充実させるエクスペディアの予約術

「有休旅行カレンダー」で紹介されている旅行先を、エクスペディアで予約する際に役立つお得な情報をご紹介します。

航空券予約は日曜日に！: 日曜日に航空券予約を行うと、金曜日に予約する場合と比べて平均で約26%お得になる可能性があります。
出発日は木曜日に: 木曜日に出発すると、日曜日に出発する場合と比べて平均で約21%お得になる可能性があります。
* 午後9時から午前3時のフライトを選ぶ: この時間帯に出発するフライトは、キャンセルされる確率が平均で約32%低いというデータがあります。

これらのヒントを活用すれば、よりお得で快適な有給休暇旅行を実現できるでしょう。

まとめ

エクスペディアの調査は、日本人の休暇取得に関する現状と課題を浮き彫りにしています。休暇取得に感じる罪悪感、上司の協力体制、そして有給休暇旅行を充実させるためのヒントなど、多くの示唆に富む内容となっています。この調査結果を参考に、より充実した休暇取得を目指しましょう。