日本初の深海釣りに挑む!
静岡県の駿河湾は、日本一の水深を誇る特別な場所です。この深海で行われる釣りは、水深2500mを超える超深海釣りとして知られ、今回の放送ではその挑戦の様子が紹介されます。この企画は、地魚を求めて全国の港を巡るドキュメントバラエティー「魚が食べたい!」の一環として行われ、静岡県の大井川港を拠点に展開されます。
日本一深い海での挑戦
大井川港の増田喜久さんは、駿河湾で年間250本以上のクエを釣る実力を持つ漁師です。彼は昨年の放送内でその腕前を披露しましたが、今回はさらなる挑戦をしようとしています。水深2500mの深海に挑むこの企画は、世界的にも前例がない釣りであり、どんな魚が釣れるのかすら不明です。一般的には水深1000mでの釣りでも多くの人が関心を持っているため、深海での釣りには様々な期待が寄せられています。
釣り成功への困難
この深海釣りは単なるアドベンチャーではありません。深海魚を狙うためには、釣り糸を3000m以上に連結する必要があり、潮流の影響を受けるため、仕掛けを下ろすだけでも大きな労力を要します。水深2500mの仕掛けを揚げるためには2、3時間かかるとのこと。また、仕掛けを下ろす場所の潮流が複雑なため、一度下ろしたら、慎重に魚を誘い出さなければなりません。
この挑戦には、「脳汁ハンターズ」と呼ばれるメンバーが助っ人として参加します。彼らは過去の挑戦でも数々の奇妙な魚を釣り上げてきた経験者たちです。特に生物ライターの平坂寛さんは、深海にはダイオウイカやシーラカンスのような驚くべき生物が生息している可能性があると言います。
放送予定と注目ポイント
この番組は、10月9日(水)よる9時からBS朝日で放送予定です。見届け人はお魚見届け人・山口智充氏。彼自身もこの深海に挑む試みを見守ると共に、自身の好奇心を満たしていきます。そして、釣り上げた魚の味や、その過程で感じた達成感など、視聴者にも深海釣りの魅力が余すことなく伝えられます。
この特別な取り組みの全貌がどうなるのか、そしてどんな新しい発見が待っているのか、視聴者は興奮しながらこの放送を楽しみにしています。駿河湾の深海釣りの魅力を余すところ無くお届けするこの番組を、ぜひご覧あれ。