銀座のレストラン西洋銀座が新たにオープン、懐かしい味を再現

銀座の新たな名店、レストラン西洋銀座の誕生

2023年9月13日、東京の銀座に新たなレストランがオープンしました。その名も「レストラン西洋銀座」。1987年に誕生した日本初のスモールラグジュアリーホテル「ホテル西洋銀座」の伝統と精神を受け継ぎ、長年にわたって愛されてきた料理や「おもてなし」の心を大切に、新しい形で蘇らせています。

歴史あるホテルからの再出発

「ホテル西洋銀座」は、銀座の中央通りに位置し、その存在感とともに多くの著名人に愛されてきました。しかし、2013年の5月末、26年の歴史に幕を下ろしました。多くのファンから惜しまれつつ閉館したこの名ホテルですが、その味とサービスは新しいレストランに引き継がれました。

「レストラン西洋銀座」は、運営会社である株式会社西洋銀座のもと、東京都新宿区に本社を置く新たな飲食の拠点となりました。代表取締役社長の松延美幸氏は、長年培った技術と知恵を集結させ、ホテルでの名物メニューを復活させることを目指しています。

メニューの魅力

「レストラン西洋銀座」では、特に注目したいのが「ホテル西洋コース」です。このコースには、メインダイニング「レペトワ」で人気の「温かい自家製スモークサーモン」や、ウエディングでの幻のメニュー「海の幸の宝石箱」など、惜しまれた名メニューが再現されています。これらは、ホテル閉館時に特別に保管されていたカトラリーを使用して提供されています。伝統ある「クリストフル」の銀器やオーダーメイドのショープレートが美しい演出を加え、来店者をお迎えします。

また、「季節のお任せコース」も用意されています。こちらのコースは、顔が見える生産者からの新鮮な食材を取り入れることにこだわっており、日本各地の特産品を活かしたフレンチ料理を提供しています。シンプルながらも素材の魅力を引き立てた料理は、訪れる人々に新しい発見や感動をもたらしてくれることでしょう。

洗練された空間でのひととき

「レストラン西洋銀座」が目指すのは、，大人世代には懐かしさを、そして若者世代にはモダンな印象を与える空間です。古き良き時代の洗練さと、新たな息吹を融合させたこの場所は、食事を楽しむだけでなく、居心地の良いひとときを過ごすのにも最適です。

オープン間もない「レストラン西洋銀座」では、記憶に残る味とサービスが皆さまをお待ちしています。この機会にぜひ、銀座の新たな名店を訪れてみてはいかがでしょうか。