岡山大と国連観光機関の提携
2025-06-21 14:17:15

岡山大学が国連世界観光機関と連携し、持続可能な観光の新たな可能性を探る

岡山大学が国連世界観光機関(UN Tourism)との連携を提案



岡山大学が新たに持続可能な観光のモデルを提案するために、国連世界観光機関(UNWTO)アジア太平洋地域事務所を訪問しました。この訪問は、2025年5月27日に行われ、岡山大学の横井篤文副学長と池谷航介准教授が参加しました。両者は、持続可能な観光の実現に向けた具体的な戦略について意見交換を行いました。

訪問において、池谷准教授はアクセシブル・ツーリズムに関する取り組みを詳細に説明しました。具体的には、世界遺産地域でのアクセシブル・ツーリズムや、岡山県内のいくつかの自治体と連携したアウトドア・バリアフリー事業に焦点を当てました。これに対し、UN Tourismの大宅千明副代表と石崎雄久国際部長補佐は、持続可能な観光地づくり国際ネットワーク(INSTO)や、自然エリアにおけるアクセシビリティの確保によるインクルーシブツーリズムの推進に関する情報を共有し、積極的な意見交換が行われました。

横井副学長は、岡山地域が持続可能な開発のための教育(ESD)の日本における初めての拠点であることを踏まえ、「世界観光倫理憲章」に基づいた持続可能な観光の重要性を強調し、本学との連携を提案しました。UN Tourism側でも国際機関の活動を社会に広め、その重要性を訴えることに関心を示しており、今後の協力関係の構築が期待されます。

岡山大学は、持続可能な開発目標(SDGs)を支援する中核的な役割を果たす研究機関として、地域社会と国際社会との連携を強化しています。ESDを中心とした教育をさらに進め、地域と連携した取り組みを深めていくことで、より良い未来のための基盤を築いていくことを目指しています。

このような取り組みを通じて、岡山大学は地域社会の持続可能性を考え、世界的な課題への貢献を進めています。今後も、この重要な目標に向けてさらなる進展が期待されます。岡山大学はその独自の位置づけを強化し、地域と国際社会において重要な役割を果たすことが求められています。引き続き、岡山大学の活動にご注目ください。

参考リンク



まとめ


岡山大学とUN Tourismの関係が強化されることにより、持続可能な観光の発展が期待されています。この取り組みは、地域を活性化し、多くの人々に新しい観光の楽しみ方を提供する一助となるでしょう。ケアが行き届いた観光を実現するための挑戦が始まります。


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会社情報

会社名
国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

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