インティメート・マージャーとエンSXの共同開発サービスとは
2025年6月11日、水曜日に株式会社インティメート・マージャー(以下、インティメート・マージャー)とエンSX株式会社(以下、エンSX)による新しいサービス「エンSXインテントデータ」が登場しました。これにより、顧客の関心や行動をデータとして可視化し、BtoBビジネスにおける営業・マーケティング活動をより効率化することが可能になります。
BtoBビジネスの変化
近年、BtoBビジネスの現場では顧客行動が大きく変わりつつあります。従来の「売り手主導」のアプローチから「買い手主導」にシフトしており、消費者が自ら情報を収集することが重要視されています。このため、「どの企業が興味を示しているか」を把握するためのインテントデータが企業にとって不可欠となっています。
しかし、多くの企業は「インテントデータが粗く、実際のニーズと乖離している」「行動履歴が断片的で、高精度な分析に至らない」といった課題を抱えています。また、データを活用するためのリソースやノウハウが不足している場合も多く、リード獲得から商談化までを統一的にサポートしてほしいとの声が聞かれます。
新サービス「エンSXインテントデータ」とその特長
今回の共同開発により、両社の強みを融合した「エンSXインテントデータ」が誕生しました。このサービスには以下のような特長があります:
1.
国内最大級のデータ量: 約10億件のオーディエンスデータを持ち、国内Web人口の約90%をカバーしています。エンSXが保有する企業や営業に関するデータとも連携し、さらなる分析を可能にします。
2.
高精度なニーズ把握: 複数のキーワードを同時に分析することで、企業ごとの興味やニーズをより正確に可視化します。
3.
特定サイト来訪の可視化: クライアントサイトに設置されたタグを用いることで、企業単位の行動を匿名で捕捉可能です。
4.
関心度のスコア化: 行動データに基づいたスコアリングによって、高優先度のターゲットを効率よく抽出できます。
5.
インサイドセールスによる営業支援: エンSXの専門チームが仮説の立案から商談化までを支援し、具体的な成果をもたらす伴走者となります。
インテントデータの重要性
ここで注目すべきは「インテントデータ」です。これは企業または個人が何かを欲している際に示す行動を可視化したデータを指します。例えば、Web検索、ページ閲覧、資料請求などが含まれ、これらを総合的に分析することで、企業のニーズをより正確に把握できます。
まとめ
インティメート・マージャーとエンSX株式会社が共同開発した「エンSXインテントデータ」は、営業やマーケティングの最適化を実現するための革新的なサービスです。今後、両社は企業データと外部データを連携させ、BtoB領域でのデジタルトランスフォーメーションをさらに進めていく計画です。