ナレッジ管理ツール『ナレカン』に新機能追加
企業のナレッジ利用を一段とスムーズに
株式会社Stockは、2025年10月から自身のナレッジ管理ツール『ナレカン』に新機能「主管者設定」を導入すると発表しました。この機能が追加されることで、記事作成や管理における透明性が向上し、企業内でのナレッジ利用がよりスムーズになります。
『ナレカン』とは
『ナレカン』は、社内のナレッジを即座にアクセスできる強力なツールです。特に非IT企業に向けて、ユーザーは迷うことなく「ナレッジの集約」や「高精度検索」を行うことができます。最新の「生成AI機能」により、ユーザーはナレッジの蓄積が自然と行われ、さらに正確で新鮮な情報が担保される仕組みが整っています。100人から数万人規模の企業のニーズを満たす最適な選択肢となっています。
特徴と導入企業
『ナレカン』は、「株式会社資生堂」「古河電気工業株式会社」「三晃金属工業株式会社」など、多くの企業で導入されており、ナレッジマネジメントに必要な5つの特徴を全て備えた唯一無二のツールとされています。これにより、企業は効果的にナレッジを管理し、社内の共有を促進します。
開発の背景
従来のナレカンでは、記事一覧に表示される「最終更新者」が常に表示され、実際の作成者とは異なる人物が表示されることがありました。これが権限管理や貢献度の見せ方において問題を引き起こし、企業内でのツール利用が妨げられる一因となっていました。これを踏まえて、「主管者設定」機能の開発が決定されました。この機能により、記事の管理責任と貢献の視覚化が両立され、社内でのナレッジ利用がより効果的になることが期待されます。
開発プロセス
「主管者設定」機能は、当社内に設置された「主管者プロジェクト(主管者PJT)」チームによって段階的に開発されました。主な開発過程は以下の通りです:
1. 記事に表示されるメンバー設定画面の構築
2. フォルダ単位での主管者設定機能の実装
3. 複数フォルダへの一括主管者設定機能の追加
4. 配下の子フォルダを含む一括選択機能の実装
これにより、大規模な組織においても迅速に主管者を設定可能となりました。
新機能の効果
この「主管者設定」機能による明確な権限管理は、社内運用をより円滑にします。具体的な効果として、フォルダごとに主管者が設定でき、責任者が誰であるかが一目で分かります。さらに、記事一覧の表示名を「作成者」「最終更新者」「主管者」から選ぶことができるため、代理での記載や軽微な修正時の誤解を防ぐことができます。この柔軟な権限設定により、ナレッジ共有が自然に広がり、社内利用が促進されます。
今後の展望
「主管者設定」機能は2025年10月より利用可能となります。株式会社Stockは今後も『ナレカン』を通じて、ユーザー体験の向上と企業のナレッジ活用支援に取り組み、「現場が動くナレッジマネジメント」の実現を目指し続けます。
会社概要
- - 社名:株式会社Stock
- - 代表者:代表取締役社長 澤村 大輔
- - 設立:2014年4月
- - 所在地:東京都中央区東日本橋2-8-3 JMFビル東日本橋01 4階
- - 認証:ISO/IEC 27001:2022, ISO/IEC 27017:2015
- - 事業内容:ナレッジ管理ツール「ナレカン」、情報共有ツール「Stock」の企画・開発・運営・販売
- - URL:https://www.stock-inc.co.jp/