全日本野球協会が新メディア「Homebase」を開設し野球界を盛り上げる取り組み

日本野球界に新たな風を吹き込む「Homebase」

2021年夏、東京オリンピックで日本は悲願の金メダルを獲得し、野球界は一時の高揚感を味わいました。しかし、次回のパリ・オリンピックでは野球・ソフトボール競技が正式種目から外れることが決まり、さらに国内での野球競技人口の減少も続いていることから、野球界は厳しい状況にあります。このような環境の中、一般財団法人全日本野球協会（BFJ）は、新たな取り組みとして「Homebase」という会員制メディアのサービスを開始しました。

「Homebase」の基本情報

日本野球界の知識と経験が凝縮された「Homebase」は、アマチュア野球を支えるためのメディア基地です。株式会社スポーツマーケティングラボラトリーの協力を受け、これまでの野球の技術や歴史、知見を知ることができるプラットフォームを提供します。この新たなメディアは、指導者や審判員に向けたサポートを提供し、会員同士の相互学習を可能にする機能を備えています。

「Homebase」の主な機能

「Homebase」では、以下のような機能が提供されています。

- 指導者/審判員向けのコンテンツ：テキストや動画形式で、指導者や審判員のスキルを向上させる記事が掲載されます。
- 簡易野球ルール検定：会員は基本的な野球ルールを確認できる検定を受けることができます。
- コメント機能：記事に対してコメントを残すことで、会員同士の意見交換が促されます。
- 講習会や資格登録の申し込み：各種講習会に参加するための手続きや資格登録が簡単にできるシステムも整備されています。
- 資格認証機能：保有する審判員や指導者の資格を認証し、提示することが可能です。

会員登録とサービスの詳細

「Homebase」の会員登録は月額400円（税込）で、初月は無料です。また、「公認野球指導者」の資格保有者が認証を受けると、特典として6ヶ月間の無料利用期間が延長されます。記事のカテゴリには、「指導者メソッド」「審判員メソッド」「医学から見る野球」などが揃っており、利用者は多様な情報を得ることができます。