新たな思い出の形「Kibaco」とは
法政大学経営学部の西川英彦ゼミナールの学生が、株式会社タートルと共同で開発した新商品「Kibaco」が、2025年9月1日より期間限定で販売を開始します。この商品は、子どもの成長記録や家族の大切な思い出を一つにまとめることができる専用ボックスであり、まさに新しい形式のアルバムと言えるでしょう。
Kibacoの色々な魅力
「Kibaco」は、スタジオで撮影した写真を様々な形で楽しむことができるアイテムを含んでいます。専用ボックス内には、壁に掛けられる写真パネル(Canvas)、小型フォトフレーム、写真付きのマグネット、そしてしっかりした厚紙のフォト台紙が含まれています。特に特徴的なのは、節目となる七五三や誕生日などの思い出を立体的に記録することが可能な点です。アルバムやデジタルデータとは異なる新しい形で、祖父母や親族への贈り物にも最適です。
開発の背景とコンセプト
この商品は、全国の大学生たちが商品化を目指して提案を行う「Sカレ(Student Innovation College)」で、テーマ1位獲得および吉田秀雄記念事業財団賞を受賞した企画が元となっています。学生たちの独創的なアイデアである、思い出を代表する写真パネルが蓋になっているという点が高く評価されたのです。タートルとの意見交換を通じ、コンセプトやパッケージの設計をブラッシュアップし、より具体的な使用シーンにフィットする形に仕上げました。
商品開発に関わった学生たちは、「この商品が小さな幸せや思い出を積み重ねていくきっかけとなれば非常に嬉しい」と熱い想いを語っています。約1年間にわたって多くの方々の協力を得て、無事に商品化につながったことに感謝の意を示しています。
商品概要の詳細
「Kibaco」の具体的な内容は以下の通りです:
- - 商品名:Kibaco
- - 価格:60,000円(税別66,000円)
- - 内容:
- Canvas 1点
- Bit(小型フォトフレーム)1点
- KinoMag(フォトマグネット)5点
- デザイン台紙(写真3カット入り)1冊
- 専用BOXに収納可能
この商品はお子さま向けの撮影ジャンルで撮影された方を対象としていますので、撮影後にはオンラインで希望のカットを選択し、注文確定からお渡しまでに約3週間かかります。
法政大学経営学部西川英彦ゼミナールについて
西川英彦ゼミナールは、「楽しい」を形にする実践的なマーケティングをテーマに、さまざまなコンペティションへの応募や企業との共同企画、学会での報告などを行っています。特に「Sカレ」に毎年参加し、全国の大学生とのネットワークを活用しながら、商品開発を進めています。
株式会社タートルとは
タートルは、1939年に創業されたフォトスタジオであり、東海地方を中心に20の店舗を展開しています。地域に密着したサービスを提供し、多種多様なスタジオや商品構成で高い顧客満足度を誇ります。フォトグラファーやスタイリストは定期的な研修を受けることで、スキルや感性を高め、時代の流れに即したきめ細やかなサービスを提供しています。
「Kibaco」は、単なる商品の枠を超えて、家族の思い出をひとつの形として残すことを目指しているのです。これまでの「記録」に新たな価値を持たせるこの商品は、ぜひ多くの人々に手に取ってもらいたいと思います。