アートとウェルビーイングを結ぶ『ROUTINE FILMS』の魅力
住友生命保険相互会社と株式会社ヘラルボニーがタッグを組み、独自の視点でアートの世界を深掘りするドキュメンタリーシリーズ『ROUTINE FILMS』が始まりました。本シリーズは、アーティストの本当の姿を映し出すことを目的としており、特に「その人らしさ」を大切にした作品として、多くの人々に新しい視点を提供します。
このプロジェクトのタイトルである『ROUTINE FILMS』は、日々の「反復する日常」に加え、それが積み重なることで得られる「かけがえのない人生」というテーマを持っています。初回に取り上げられたのは、ヘラルボニーの契約アーティストである吉田裕志の人物像。彼の日常を通じて、どのように「その人らしさ」を表現しているのかが迫ります。
アーティスト・吉田裕志の表現力
吉田裕志は、陶芸から始まり、その後作画にも活動の幅を広げたアーティストです。2014年にはオイルパステルを使った動物の描写から始まり、現在は風景や人物など多様なテーマに取り組んでいます。彼の作品は、ポップで鮮やかな色合いが特徴で、見る人々を楽しませるユーモアに溢れています。
この『ROUTINE FILMS』では、吉田の毎日をありのままに捉えることで、どのような独自のリズムが存在するのかを探ります。観る者に自らの感情や想像力を働かせる余地を残した映像は、ナレーションや説明を排除し、静かに心に響くものとなっています。
ウェルビーイングの視点を持つ住友生命
住友生命は、ウェルビーイングに寄与する企業として、保険を超えた価値を提供しています。2030年に向けて掲げた「なくてはならない保険会社グループ」というビジョンのもと、健康や豊かな生活の実現に貢献するサービスを提供し続けています。ウェルビーイングを促進するWaaS(Well-being as a Service)エコシステムを構築し、住友生命Vitalityなどを通じて人々のより良い生活スタイルの実現を支援しています。
アートと日常の繋がり
ヘラルボニーは、アーティストたちの日常や表現を通じて、障害に対する新しい視点を提供しています。特に、障害のある方々が持つ「常同行動」と呼ばれる特性が、日常の中で独自のリズムや作品を生み出すという考え方を大切にしています。こうしたアプローチが、『ROUTINE FILMS』の根底にある哲学です。
日常の反復こそが、実はその人の人生の基盤となり得ることをこのドキュメンタリーシリーズは伝えようとしています。アートを通じて、他の誰とも異なる自分自身の表現の重要性を感じてもらえれば幸いです。
未来への展望
住友生命とヘラルボニーは、今後もこの取り組みを広げ、次なるステップとして新しい価値の創出を目指していくことを予定しています。『ROUTINE FILMS』が多くの人々にインスピレーションを与える作品として発展していくことを期待しましょう。映像は既にYouTubeで公開されており、ぜひご覧になってその魅力を体感してください。
こちらから映像をご覧いただけます。
本プロジェクトによってもたらされる個々の表現の重要性が、多くの人々の生活を豊かにしていくことでしょう。アーティストたちの一日一日が、どのように独自のアート作品へと繋がっていくのか、その物語に耳を傾けてみてはいかがでしょうか。