エジプト考古学の巨匠ザヒ・ハワス博士、日本にやってくる！日本の大学で講演会＆記者会見を開催

エジプト考古学の巨匠、ザヒ・ハワス博士が来日！講演会と記者会見を開催

エジプト考古学界の第一人者であり、エジプト元考古大臣でもあるザヒ・ハワス博士が、9月23日から29日までの間、日本を訪れます。この来日は、エジプト政府観光局による観光促進プロジェクトの一環として実現しました。日本はエジプトにとって重要な観光市場と位置付けられており、今回の訪問は、その取り組みの第一歩となります。

博士の日本における活動

今回の来日では、日本の主要大学で講演会を開催するほか、駐日エジプト大使館で記者会見を行います。講演会では、ツタンカーメン、クレオパトラ、ギザのピラミッド群など、エジプトの古代文明に関する最新の研究成果や発見について語られる予定です。また、講演会には、日本の著名な考古学者も登壇し、博士と共にエジプトの魅力を多角的に解説します。

講演会開催概要

駒澤大学 (9月24日): 「ツタンカーメン黄金のファラオ：ルクソールにおける新発見」をテーマに、大城道則教授も講演。河野太郎デジタル大臣、モハメド・アブバクル特命全権大使、アムルエジプト政府観光局長官による開会挨拶も予定されています。
早稲田大学 (9月26日): 「クレオパトラ：グレコ・ローマン時代の近年の発見」をテーマに、吉村作治名誉教授も講演。モハメド・アブバクル特命全権大使、アムルエジプト政府観光局長官による挨拶も予定されています。
* 名古屋大学 (9月29日): 「ギザおよびサッカラのピラミッド群の最新研究」をテーマに、河江肖剰准教授、森島邦博准教授も講演。さらに、ザヒ博士への名古屋大学名誉博士号授与式も開催されます。

各講演会では、質疑応答の時間を設け、参加者は博士に直接質問することができます。メディア関係者の方は、積極的にご参加いただき、取材を行っていただくことを推奨します。

記者会見

9月27日には、駐日エジプト大使館で記者会見が行われます。この会見では、博士の研究活動やエジプト観光に関する様々な話題について、質疑応答を通して詳しく知ることができます。

エジプト観光の活性化

エジプト政府観光局は、今回の博士の来日を、エジプト観光の活性化を目的とした取り組みの一環として位置付けています。講演会や記者会見を通して、エジプトの世界遺産や文化・歴史だけでなく、サファリ、キャンプ、ダイビングなど、新たな観光形態も紹介することで、より多くの日本人にエジプトの魅力を伝え、観光客誘致につなげようとしています。150年以上の歴史を持つ日エジプト友好関係をさらに深める取り組みにもなっています。

参加方法

各講演会の詳細と参加申込方法については、それぞれの大学ウェブサイトをご確認ください。メディア関係者の方々からの問い合わせは、株式会社グローバルニッポンまでご連絡ください。

ザヒ・ハワス博士について

ザヒ・ハワス博士は、エジプト考古学の第一人者として知られ、数々の重要な発掘調査を指揮してきました。ギザの三大ピラミッドの一つであるクフ王のピラミッドの「第２の太陽の船」の発掘調査なども有名です。日本の研究者との共同研究も多く、日本との関係も深く、2021年には旭日重光章を受章しています。

今回の来日は、日本とエジプトの友好関係をより一層強固にする、貴重な機会となるでしょう。