2025年秋冬コレクションの詳細
フランスのラグジュアリーブランド、ロンシャンが2025年秋冬コレクション「FROM PARIS TO LONDON」を発表しました。このコレクションは、クリエイティブ・ディレクターのソフィ・ドゥラフォンテーヌによるもので、伝統と現代性が融合した魅力的な内容となっています。
現代のパリジェンヌの旅
コレクションは、「現代のパリジェンヌ」をテーマにしており、パリのアトリエやコッツウォルズ、そしてロンドンを巡る旅の様子を描いています。全69ルックが用意されており、特にフランス人アーティスト・コンスタンタン・リアンとのコラボレーションが目を引きます。彼は、作品に独特のアーティスティックな感性を加えています。
パリの味わい
コレクションの中でパリは重要な舞台であり、「現代のパリジェンヌ」が地元のアルチザンたちの手作りのプロダクトに惹かれています。セラミークやマロキネリなど、地元の専門店を愛する彼女たちが着るスタイルは、コバルトブルーに彩られたエッフェル塔のデザインとエクリュの「ル ロゾ ワーカー」トートバッグが印象的です。さらにお気に入りのシルクスカーフやクロッグをセレクトし、軽やかにドレスアップする姿が見られます。
また、秋が深まる頃には、真っ白なセーターとオーバーオールにエクリュのトートバッグを合わせ、スケッチブックやラップトップを持ち運ぶスタイルも提案されています。
コッツウォルズでのリラックスタイム
旅は次に緑豊かなコッツウォルズへ移り、そこで“現代のパリジェンヌ”は自然を満喫します。アフタヌーンティーの前に散歩を楽しむ彼女は、カシミアのロングニットドレスとスリーブレスジャケットの組み合わせで、リラックスした雰囲気で過ごします。
コッツウォルズのアートにインスパイアされたルックが多く、柔らかなカーブを描いた新作トート「ル フローネ」が特に注目を集めています。
ロンドンの都市生活
移り変わる旅路はロンドンへと続き、ここでは伝統あるダッフルコートブランドを訪問します。ロンシャンのコレクションには、アルチザンの技術を活かしたトートバッグやダッフルコートが並び、時代を超えた美が表現されています。「ル ロゾ」トグルがダッフルコートのボタンに触発されたデザインも見どころです。
夜のロンドンでは、レザーにヒョウ柄裏地のある「ル ロゾ カムデン」とミニスカートを合わせ、活気に溢れる都市生活を謳歌する姿が描かれています。翌朝はトレンチコートを羽織り、次のアイデアを考える彼女の姿も印象的です。
コンセプトの結実
ソフィ・ドゥラフォンテーヌは、「サヴォアフェールへのラブレター」とコレクションををも形容しており、フランスとイギリスの文化を現代的な視点で再評価したいという意図が込められています。このコレクションは、アルチザンたちの技術を称賛しつつ、現代社会に生きるスタイルを提案しました。
ロンシャンは、70年以上にわたって受け継がれてきた職人技を再現しつつ、その美しさを新たな形で引き出しています。この新たなコレクションは、特にファッション業界やトレンドを追う人々の注目を集めており、ロンシャンの今後の展開にも期待が寄せられています。
お問い合わせ先
ルックブックや画像素材に関する情報は、ロンシャンのPR担当までお問い合わせください。また、ロンシャンの公式オンラインストアもぜひチェックしてみてください。