マゼックス・札幌進出
2025-09-29 13:37:24

マゼックスが札幌に新営業所を開設、スマート農業の普及促進へ

マゼックスが札幌に営業所を新設



株式会社マゼックスは、2025年10月1日より北海道札幌市に「札幌営業所」を開設することを発表しました。この営業所は、戦略的パートナーであるALLYNAV JAPAN株式会社と連携し、北海道の農業現場に最適なスマート農業機器の提供を加速させることを目的としています。

北海道の農業とスマート化の必要性



北海道は日本の総耕地面積の約四分の一を占め、農業産出額においても全国一を誇る地域です。道東地域では、広大な耕地を持つ経営体が多数存在し、その規模は全国平均の10倍以上と言われています。このことから、農業の機械化や省力化のニーズが高まってきており、特に冷涼な気候と長い積雪期間に対応するためには、作業の効率化が急務です。人手不足の問題も相まって、ICTやロボット技術を活用するスマート農業の導入が求められています。

ALLYNAV JAPANとの提携



マゼックスは2025年6月にALLYNAV JAPAN株式会社とスマート農業分野での戦略的パートナーシップを結びました。この提携により、すでに存在するトラクターや農業機械に後付けできる高精度自動操舵システム「ALLYNAV」の提供体制が強化されます。これによって、実際の現場での使い勝手が向上し、スムーズなスマート農業ソリューションの導入が可能になります。

「ALLYNAV」は、RTKやPPP技術を駆使して±25mmの高精度操舵を実現しており、日本の準天頂衛星「みちびき」にも対応しています。これにより、北海道の広大な農地においても安定した操舵が可能となるため、効率的な農作業が促進されます。

提供予定の製品とサービス



札幌営業所では、以下の製品とサービスを展開予定です:
  • - ALLYNAV自動操舵システム:後付け可能な高精度操舵技術で、既存農機の性能を向上させます。
  • - 高性能草刈り機:広範囲の草地管理に対応し、省力化と安全性を両立する製品です。
  • - 導入支援・技術サポート:実地での運用支援やアフターサービスを通じて、農業現場の悩みを解決します。

今後の展望



札幌営業所の開設により、マゼックスは北海道の農業現場に密着したサービスを提供し、ALLYNAVとの連携による統合型スマート農業ソリューションを普及させていく方針です。持続可能な農業経営に向けて、要望に応じた製品とサービスを展開し、地域農業の発展に貢献していきます。

お問い合わせ先



株式会社マゼックスの本社は大阪府東大阪市に位置しており、以下の連絡先があります:

札幌営業所の具体的な所在地は、札幌市清田区真栄町4条3丁目1番5号(ALLYNAV JAPAN内)で、連絡先は011-600-6377(平日9:00~17:00)です。担当者は河原です。


画像1

画像2

会社情報

会社名
株式会社マゼックス
住所
大阪府東大阪市川田4丁目 3番16号
電話番号
072-960-3221

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。