弘南鉄道大鰐線の新たな試み "バーチャルライド券"
弘南鉄道株式会社は、青森県弘前市を中心に弘南線と大鰐線を運営しています。近年、利用者数の減少が問題となる中、令和3年度より地域からの支援を受けつつ、状況を改善する動きを見せています。そんな中、同社が新たに打ち出したのが「大鰐線VR バーチャルライド券」です。この券を使うことで、コロナ禍で外出が難しい方でも、バーチャル空間で大鰐線を楽しむことができます。
バーチャルライドの内容とは?
「大鰐線VR バーチャルライド券」を購入することで、特別な体験を楽しむことが可能です。まず、利用者の名前が印刷されたポスターが車内の上部側面に掲示されます。その後、バーチャル乗車を楽しむと同時に、特製のオリジナルTシャツもプレゼントされます。このTシャツを実際に着て大鰐線に乗車した際には、乗車記念のシールも贈呈されるという、リアルとバーチャルの融合を感じることができる特典が用意されています。
魅力的なTシャツデザイン
この特製Tシャツのデザインは、大鰐線の路線をピクトグラム風に表現し、弘前市のシンボルであるリンゴや大鰐温泉をテーマにしています。着ることで、バーチャルではなくリアルな体験を感じてほしいという願いが込められています。カラーはネイビーとホワイトの2色で、サイズはSからXLまで選べます。オンラインのみでの購入となり、購入予約は2021年3月29日まで受付中です。
地域への貢献
このバーチャルライド券の販売金額の一部は、弘南鉄道の運営費用に活用されます。地域鉄道として存続が懸かる中で、利用者数の増加を図るための重要な一歩となるでしょう。鉄道を利用することができない方々にもお楽しみいただける新しい取り組みで、弘南鉄道と地域を応援する機会を提供しています。
販売情報
このバーチャルライド券を通して、弘南鉄道大鰐線を応援し、実際に足を運んでいただける人が増えることを期待しています。オンラインでの購入が可能なため、自宅にいながらともに鉄道の旅を楽しむことができます。