東京家政学院大学、2025年に新たに生活共創学部を設置

東京家政学院大学が新たに生活共創学部を開設

2025（令和7）年4月、東京家政学院大学は「生活共創学部」を新たに設置することを発表しました。この新学部は、現代生活学部の改組を経て、今後の生活科学分野での人材育成に力を入れることを目的としています。

生活共創学部の概要

生活共創学部は、町田キャンパス（東京都町田市相原町2600）に開設され、以下の学科が設置されます。

- 生活共創学科（生活イノベーションコース、食科学コース、住環境デザインコース）
- こども教育学科

この新しい学部では、生活者の視点に立った教育が行われ、共感力や科学的分析力を鍛え、多様な関連分野との共創力をもつ人材を育成することが目指されています。これは、技術や地域社会の変化に柔軟に対応できる能力を身につけた学生を卒業させるための重要なステップです。

入試改革について

新設される生活共創学部では、入試改革も行われます。特に注目されるのは、従来の「選抜」型の入試から「育てる」アサーティブ入試への移行です。この方式により、入試準備の段階から一人ひとりの成長や進路に対して、きめ細やかなサポートを提供することができるようになります。

男女共学化について

また、生活共創学部は男女共学として設立され、2026年度には千代田三番町キャンパスにある他の2学部（現代生活学部、人間栄養学部）も共学化する予定です。この改革により、より多様な学生が集い、互いに刺激し合う学びの場が創出されます。

期待される発展

新しい生活共創学部は、生活科学分野における人材育成にこれまで以上に注力し、将来的には地域社会やビジネスにおいて大きな影響を与えることが期待されています。これにより、学生たちは職業的スキルだけでなく、社会で求められる創造的思考や問題解決能力を身につけることができるでしょう。

このように、東京家政学院大学は教育のあり方を革新し、新時代の担い手を育成するために、大きな一歩を踏み出しました。今後の動向に注目です。